

ねぇGG!Ardorって知ってる?

お?なんだか大分前に聞いたことあるぞい

そう!所謂古参に入るプラットフォームなんだけど、GGは知ってるかなって!

そういえばきちんと調べていたわけではなかったかもしれんのう…

じゃあ今日は私がArdorについて詳しくお話していくね!

よろしく頼むぞい!
皆さんはArdorをご存じでしょうか?
Ardorは古参のアルトコインNXTの後継として開発されたアルトコインプラットフォームです。
本記事ではそんなArdorについて詳しく解説していきたいと思います♪
Ardorとは

Ardorのお話を進めていく上で重要になってくる部分として
・Ardorの特徴
・Ardorのメリット
・Ardorのデメリット
などの点が挙げられるかと思います。
Ardorの特徴から順番にお話していきたいと思います。
【Ardorの特徴】
Ardorとは、NXTの後継として開発されたアルトコインプラットフォームです。以前はNXT2.0という名称で開発されていましたが、2016年にArdorという名称になりました。
子チェーンを利用した独自通貨トークン取引が簡単に行えることが大きな特徴だと言われています。
またその他にもいくつかの特徴が見られます。
・子チェーン承認のインセンティブ
Ardorの子チェーンの取引の承認の過程が少し特殊なものになっています。
Bundlerという特定のユーザーがトランザクションデータをまとめてArdorのメインチェーン上にブロードキャストすることで、子チェーンの取引は達成されます。
その際、Bundlerは承認報酬として子チェーンで流通している独自通貨トークンを手数料の形で受け取り、メインチェーン上に承認手数料をARDRで支払います。
しかし、独自通貨の価値がARDRに比べてあまりにも低いため、Bundlerは結果として赤字を出してしまいます。
このことは子チェーンによる独自通貨トークン発行を妨げる可能性があるといわれています。
・IGNISとICO
Ardorは、NXTで使えたメッセージ送信などの機能をIGNISという子チェーンに依存します。
そのIGNIS内の独自トークンを発行する際のICOで、初回のICO発行を全て一つのアカウントが買い占めるという出来事が起こりました。
ICOにおいてこのような出来事は、後発の参入を阻害する可能性があるためかなり幸先の悪いスタートになりました
・競合との比較
多機能をスマートコントラクトによって実現したイーサリアムや、サイドチェーンを採用した上で、サイドチェーン上でスマートコントラクト開発が可能なLISKに比べて、Ardorは少し見劣りしてしまうように感じます。
時価総額の面でも、知名度の面でもそれらに負けているため、今後プラットフォームとしての成長が伸び悩む可能性があります。
【Ardorのメリット】
・プラットフォームとしての成熟度
ArdorはNXTの機能を引き継いでいるため、プラットフォームとして成熟していると言えます。
具体的に、アドレスと自分の設定したキーワードを紐つける「エイリアス」機能や、投票機能、物品の売買可能な「マーケットプレイス」機能などの点が挙げられます。
また、特にArdorでは子チェーンによる独自通貨の発行がより便利になりました。
・トークン取引のセキュリティ
子チェーンの取引記録がそのブロックチェーン内で承認されるわけではなく、より安全性の確保されたArdorのメインチェーン上で承認されるため、トークン取引の安全性が高くなっているといわれています。
マイナーな暗号資産の取引では、メジャーなトークンの場合に比べて比較的簡単に不正が行えてしまうので、トークン取引においてもこうやって安全性が確保されているのは大きなメリットといえるでしょう。
・企業の参入がしやすい環境
子チェーンで独自通貨を誰でも簡単に発行でき、なおかつその取引に安全性を持たせることができるので、ブロックチェーン開発技術を持たない企業でも簡単にプラットフォーム上に参入できるようになりました。
企業の参入機会が増えることは、コミュニティの活発化にもつながります。
【Ardorのデメリット】
・他のプラットフォームとの比較
前項ではメリットを挙げてきたArdorですが、それでもLISKやイーサリアムといった、スマートコントラクトとICOが可能なプラットフォームと比較すると見劣りします。
開発力のある企業などはみんな提携の際にLISKやイーサリアムのほうに流れる可能性があります。
また、プラットフォームとしての知名度を見るとArdorはやはりそれらの競合をまだ超えてはいないため、Ardorの評価とARDRの価値が上がるとするとその点がハードルになるといえるでしょう。
・子チェーンが機能不全に陥るリスクがある
子チェーンのトランザクション承認は、限られたBundlerがメインチェーンにアナウンスすることによって行われています。従って、子チェーンはBundlerによる中央集権的な構造になりがちです。
そればかりか、Bundlerのノードが破壊されたりして子チェーンの取引が全く承認されなくなる可能性もあります。

と、まぁArdorについての解説は以上だよ!

なるほどのう、NXTの後継にあたるわけじゃな!

そうだね!

それに古参といえどまだまだ将来性があるようにも思えるのう!

私もそう思った!だからまだまだ目が離せないね!

そうじゃのう!Ardorの今後に期待じゃな!
NXTの後継!?Ardorとは!まとめ
Ardorとは
・NXTの後継として開発されたアルトコインプラットフォーム
・2016年にArdorという現在の名称になった
・子チェーンを利用した独自通貨トークン取引が簡単に行える
・NXTで使えたメッセージ送信などの機能をIGNISという子チェーンに託している
・比較的トークン取引の安全性が高い
・ブロックチェーン開発技術を持たない企業でも簡単にプラットフォーム上に参入できる
いかがでしたでしょうか。
ArdorはNXTの後継であり、古参のアルトコインプラットフォームでありますが、今現在知名度が高いと言える状態にはありません。
ですが今後伸びていくポテンシャルを秘めているため本記事をご覧になったことをきっかけにArdorに触れてみてはいかがでしょうか♪