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GG、最近注目している暗号資産はある?

注目と言われればたくさんあるが、最近バイナンスに上場したKadena (KDA)はなかなか面白いぞい

面白いってことはそれなりの理由あるんだよね?

うむ、以前解説したSolanaのトランザクション処理数を圧倒的に超える処理速度があるんじゃ

Solanaって毎秒5万件とかじゃなかった!?

それをはるかに超えておる、今回はそんなKadena (KDA)を解説してみるかの
3月11日、世界最大の大手暗号資産取引所であるバイナンスに、暗号資産Kadena (KDA)が上場するニュースが出て話題になりました。
3月23日時点では時価総額ランキング82位の位置にありますが、今後の発展次第では上位の暗号資産になる可能性も秘めている暗号資産になります。
どんな特徴があるのかなど見ていきましょう。
Kadena (KDA)とは
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バイナンスでは取り扱いが開始しましたが、Kadena (KDA)は国内ではまだ取り扱いはありません。
しかし、今後のプロジェクトの進行次第では取り扱いの可能性もあると考えられます。
ではどのような暗号資産であるのかを一つ一つ見ていきましょう。
【高いスケーラビリティをもったPoW】
これは最大の特徴ともいえる要素になりますが、Kadena (KDA)は非常に高速な処理速度を有しています。
以前Solanaについて取り扱ったときに、高速な処理速度について解説しました。
Solanaは毎秒50,000件のトランザクション処理を行うことができ、処理速度が速いとされていたリップルでさえも毎秒1500件程であることを考えると非常に高速であることがわかります。
そんなSolanaを超えるKadenaの処理速度はなんと毎秒480,000件となっており、圧倒的な処理速度を有しています。
これはたびたび話題となるスケーラビリティ問題にも対応していることでもあり、暗号資産の取引の増加に対する問題の解決を目指しているともいえます。
また、コンセンサスアルゴリズムもビットコインと同じくPoWを採用しており、本来マイニングコストがかかることで懸念されていた問題も同時に解決する機能が備わっています。
現在スケーラビリティ問題を解決するために、イーサリアムもPosに移行するなど、PoWとは違うコンセンサスアルゴリズムを使っている暗号資産も増えてきた中で、これは画期的なプロジェクトといえますね。
Solanaについてはこちら
コンセンサスアルゴリズムについてはこちら
【ガス代がほとんどかからない】
ガス代とは手数料のことですが、取引やエコシステムを使う場合は基本的に手数料というものをユーザーは払わなければなりません。
ビットコインやイーサリアムは取引が集中しすぎると、ガス代の高騰やトランザクション詰まりというものが発生し、ユーザーは多額の手数料や取引がスムーズに進まないなどの問題が起こります。
これがスケーラビリティ問題といわれているものですが、Kadena (KDA)は取引やエコシステムを利用するときにはコストの心配をする必要があまりなく、取引やエコシステムの利用をすることができます。
Ethereumを使ってほとんどのDappsの開発が行われていますが、Kadena (KDA)を使ってDappsの開発や利用をすることでガス代を抑えることができるので、Ethereumにかわる可能性を秘めた暗号資産と考えられています。
Ethereumが現在抱えているスケーラビリティ問題を解決できるのかどうか、Kadena (KDA)の評価も大きく変わる要因となるかもしれませんね。
【プロジェクトにかかわるパートナー】
Kadenaの創設者には3人おり、アメリカの大企業であるJPモルガンの出身者も含まれています。
また3人のうちの一人はスチュワート・ハーバーという方で、ビットコインが開発されるよりも先にブロックチェーンの論文を出している程、ブロックチェーンについて詳しい人物であり、金融とブロックチェーン双方に強い人物がかかわっていることは大きな特徴といえますね。
また、COSMOSやPolkadot、Terraなどのプロジェクトともパートナーになっており、どの通貨も時価総額ランキングでは上位にいることから、今後の開発にも期待を持てる布陣と言えます。

GGが気にしてた意味が分かった気がするよ

うむ、まだ知名度は高いとは言えんが、これからどんどん広まってくる可能性もあるじゃろうな

そうだね、私も今後に期待する一人になったよ

そうじゃな、大手取引所に上場したこともこれからの大きな意味になるかもしれんのう

今回もいろいろ教えてくれてありがとう

うむ、ではこの辺で今回のことをまとめていくぞい
処理速度は暗号資産トップクラス?Kadena (KDA)とは
Kadena (KDA)とは
・バイナンスでは取り扱いが開始、国内ではまだ取り扱いはない
・Kadenaの処理速度は毎秒480,000件となっており、圧倒的な処理速度を有している
・ビットコインと同じくPoWを採用している
・取引やエコシステムを利用するときにはコストの心配をする必要があまりなく取引などを行うことができる
・金融とブロックチェーン双方に強い人物がかかわっている
・COSMOSやPolkadot、Terraなどのプロジェクトともパートナーになっている
いかがだったでしょうか?
まだまだ知名度は国内では低い状態といえますが、高いポテンシャルを持っており創設者やパートナーが非常に優秀であることも今回の記事でご理解をいただけたかと思います。
今後の発展次第では第二のEthereumになる可能性もあり、期待している投資家も多く存在していることでしょう。
これからも注目していく暗号資産の一つといえますね。