
なんか暗号資産が全体的に下がってることが最近多いね

ある一部のものが上がることはあるが、市場の流れとしてはビットコインにつられているような動きは確かにあるのう

こんな中でも価格が上がってる通貨ってあるの?

そうじゃな、メタバース銘柄と呼ばれるものはいくつか上がっておるが、ほかでいうとpolygonも注目されておったのう

polygonって前に教えてくれたやつだね、でもなんで上がったんだろう?

うむ、では今回は簡単なおさらいと上がった要因について見ていくかのう
暗号資産polygon(MATIC)は暗号資産が全体的に価格が下がっている時に約40%の価格上昇を12月6日にしていました。
なぜそこまでpolygonが注目されたのか?についてこの記事では見ていきたいと思います。
polygonが注目された理由
以前polygonについては詳しく解説していますが、まずは簡単なpolygonとはなにか?を見た後に注目された理由を掘り下げていきたいと思います。
詳しく知りたい!という方はぜひ過去の記事をご参照ください。
【polygonとは?】
Polygonは2017年に企画、2019年に大手取引所であるBinanceでIEOを実施、2021年2月にリブランディングされ誕生しました。
企画自体は前からあったものの、世に出たのは割と最近といえますね。
IEOとは、ICOの取引所版のようなもので、バイナンスという取引所が資金調達を行ったということになります。
世界1の取引量を持っているバイナンスが公式に行ったことで、信頼性が高く多くの方が注目したことは言うまでもないかもしれません。
PolygonはPolygon projectとよばれるものがあり、サイドチェーンを活用しイーサリアムのスケーリング問題を解決する事を目的として始まったプロジェクトです。
イーサリアムのスケーリング問題を解決しようとしていたり、代わりになるような「イーサリアムキラー」と呼ばれるものもPolygon以外にもあります。
しかし、Polygonの特徴としてはイーサリアムとの互換性を保ちつつ、イーサリアムよりも高速処理ができて低コストな環境を実現しているところも強みといえます。
そのためDappsやDEX、NFTなどどんどん規模を拡大しており時価総額ランキングも12月10日時点では14位となっています。
また、コンセンサスアルゴリズムにPosを採用しており、ステーキングを行えることも評価が上がっている要因といえるかもしれません。
【polygonの価格上昇について】
polygonは日本では取り扱いはないものの、非常に評価の高い通貨として認知されていることがお分かりになったと思います。
過去に大きな価格上昇をしていたのですが、今回はなぜほかの通貨が下がっているときに約40%も高騰したのか?
まず一つは、先ほども解説をしたpolygonの低コスト、効率性と拡張性の高さが世間に広まっていることが一つとして挙げられます。
メタバースやNFTなどこのブログでもよく取り扱っており、ネットニュースでも聞く機会が増えたと思いますが、その影響もあり注目度が増したと思われます。
先ほど説明したイーサリアムキラーと呼ばれるものなど、イーサリアムよりも性能が良いといわれている通貨は多くありますが、現状イーサリアムは時価総額でも2位になっておりスマートコントラクトを使ったサービスのほとんどはイーサリアムのシステムを使っています。
polygonはそんなイーサリアムの互換性を持っているのですが、ほかの通貨と違うところは「polygonの優先事項はイーサリアムブロックチェーンのスケーリングを支援すること」と広報担当者が発言するほどイーサリアムにのみに特化させている点といえます。
これにより、イーサリアムのシステムを使うサービスやシステムが増えるほど、polygonが注目されるのは当然というべきことかもしれません。
このほかにも12月9日、ゼロ知識証明(ZK)の技術を開発する「Mir」を買収することを発表したことも大きな注目を集めたといえます。
※ゼロ知識証明とは、暗号理論における情報伝達手法の一つ。相手に秘密情報そのものを知らせないまま、自分が秘密情報を知っていることを相手に知らせる方法のこと
この技術を活用して新たなプロジェクト「Polygon Zero」も進めています。
まだまだ注目されていく予感がするニュースになっていますね♪

イーサリアムのサポートに特化した暗号資産なんだね

うむ、イーサリアムを超えようとする通貨は新しいサービスやいろんな物との互換性など様々な分野に特化しようとしているとも見えるからのう

それも大事だけど、すでに市場を独占している通貨のサポートのみに特化してたら注目されるのも納得

メタバースやNFT、ETFなど暗号資産に今まで興味のなかった投資家も興味を持ち初めておるからのう

そんな中でこの暗号資産すごいんじゃない!?っていう認知が広まった感じなんだね

あくまでも推測にはなるが、その要素は大きいとわしは思うぞい。さてこの辺でまとめるぞい
不定期トピックス、polygonの価格上昇について、まとめ
polygonは
・BinanceでIEOを実施、2021年2月にリブランディングされ誕生
・イーサリアムのスケーリング問題を解決する事を目的として始まった
・イーサリアムとの互換性を保ちつつ、イーサリアムよりも高速処理ができて低コストな環境を実現していることが特徴
・polygonの低コスト、効率性と拡張性の高さが世間に広まっていることが価格上昇の要因とみられる
・12月9日、ゼロ知識証明(ZK)の技術を開発する「Mir」を買収することを発表した
・新たなプロジェクト「Polygon Zero」も進めている
いかがだったでしょうか?
もともと注目をされており、認知も広まってきていた通貨ではありますが様々な要因からさらに注目を集めたといえるpolygonは今後も目が離せない暗号資産といえますね。
日本で取り扱っていないため、保有するには少し手間などはかかりますが興味のある方は海外取引所の開設やDEXなどを利用して自己責任の中で保有してみるのもいいかもしれませんね。