

前回の基礎用語はしっかりと復習したかの?

うん、しっかりと学びなおしました

うむ、しかしまだまだ基本的なものはたくさんあるぞい

でも知っておかないと、ちょっとしたニュースもなに言ってるのかわからなくなりそう

そうじゃな、では今回も基礎用語について確認していこうかの

うん、しっかりと学びます!
今回は第二弾!
覚えておきたい暗号資産に関する専門用語をまたいくつかピックアップしてお伝えします。
今回も特定の暗号資産についてではなく、幅広く出てくる基礎用語を解説していきます。
暗号資産の基礎的な専門用語

今回も基礎用語についてみていきますが、第二弾としては下記の用語をチェックしていきましょう!
・ステーキング
・エスクロー
・スケーラビリティー問題
・ホワイトペーパー
・マイニング
【ステーキング】
様々なサービスやブロックチェーンの進歩などもあり、ステーキングという言葉もよく聞くようになりました。
ステーキングとは対象となる暗号資産を保有しブロックチェーンのネットワークに参加することで、報酬が対価として貰える仕組みのことを言います。
持っているだけで資産が増えていく、と考える方も多いかもしれません。
このステーキングには条件がある場合が多く、例えば保有枚数が一定数量以上でなければならないとか、ウォレットやDEXといったサービスに「預入」のようなものをしないといけないなどがあります。
デメリットとしては預入のようなものをするため、当然そのサービスが終わったり第三者からのハッキングリスクも伴っています。
また、その通貨自体の枚数はステーキングの年利に伴って増えますが、その通貨自体の価値が下がる場合は枚数が増えても最終的に資産が減ってしまうこともあります。
しかし、ステーキングをする場合は市場に流通する通貨が増えることを意味しているので、ステーキングができるようになったというニュースで期待を膨らませる投資家がいるのも事実です。
また、下がるのとは逆に上がる場合は数量も同時に増えていきますので資産が一気に増えるといったこともあり得ます。
どちらにせよ、ステーキングができるサービスは信用ができるのか、その通貨は将来性があるのかなどしっかりと検証したうえでステーキングをすることが重要になります。
【エスクロー】
こちらは他の用語に比べれば少し聞きなれない言葉かもしれませんが、基礎用語の一つとなります。
エスクローとは直訳で寄託という意味になり、主に第三者が間に入ることで取引の安全性が高まる仲介サービスのことを言います。
これはメルカリやヤフオクのようなサービスに近いものがあるかもしれません。
商品を買い手に送ったが入金がない、逆に買ったはずなのに商品が届かない、といったトラブルを回避するために第三者が間に入ることはよくあるサービスと言えますし、もはや当たり前となっている部分もあります。
ビットコインをはじめ、暗号資産はそういった第三者を挟まない取引ができることが最大の特徴であり魅力ではありますが、取引所や販売所はエスクローに当たるともみれますね。
また、こちらは深い内容になりますがビットコインの承認についてもエスクローの考え方ができます。
詳しくはエスクローの記事をご参照ください♪
【スケーラビリティー問題】
こちらに関してもよく聞くワードになっているのではないでしょうか?
直訳すると、「拡張性」という意味になります。
とても簡単に言えば、利用者が増えたりデータ量が増えたりしていくと送金に時間がかかる、送金要求が承認されない、取引手数料が高騰するといった問題が発生してしまい、このことをスケーラビリティー問題とよんでいます。
ブロックチェーンはブロックをつなぎ合わせていると説明を以前しましたが、ブロックを一つ作るのにビットコインの場合は約10分かかります。
データがブロックに入りきらないほど多い場合(取引が多いなど)、入りきらなかったデータは次のブロックに入ることになるため、本来10分で終わる作業が20分かかることになります。
現在多くのアルトコインなどはビットコインのスケーラビリティー問題を解決するための仕組みなどが多くありますが、そのコインが人気になって取引量が増えれば当然そのコインにもこの問題の懸念は出てきます。
そのため、常にこの問題は注目されており、いかにこの問題に対処しているかということもコインの価値を決める一つの要素となっているのではないかと思います。
こちらについても以前に詳しく記事にしていますので、是非チェックしてみてください。
【ホワイトペーパー】
ホワイトペーパーは暗号資産に投資を行う上で重要な情報になります。
日本語訳をすると「白書」という意味になりますが、暗号資産におけるホワイトペーパーは投資家から資金を集めるためプロジェクトの内容をまとめたもの、と考えて良いかと思います。
例えば、今まであった問題を解決する方法やその必要性が書かれていたり、どのくらいの市場に流通するのか(発行枚数など)、また目標を掲げている場合はそのゴールまでのロードマップなどが記されたりしています。
また、集めた資金の使い道、投資をしてくれた方へのリターンなど(トークンを発行しているものが多くあります)、様々な情報が記されています。
これを基に投資を行い、実際に掲げている内容に運営が真摯に動き順調にロードマップを進んでいるなどは市場価値を上げる要因にもなっていると言えます。
また、これから新しく発行をされる暗号資産に投資を行う際には特にこのホワイトペーパーが重要と言えるでしょう。
【マイニング】
こちらも非常によく聞くワードになるかと思います。
直訳すると「採掘」という意味になり、これを行うものを採掘者(マイナー)とよんでいます。
最も時価総額の高いビットコインで最初に取り入れられたブロックチェーンの根幹ともいえるシステムになります。
ブロックチェーンの解説でブロックについても記述をしましたが、このブロックを作成することをマイニングと考えるとシンプルでわかりやすいかと思います。
ブロックを生成するには数多くのトランザクションをまとめたり、今までのブロックの情報をまとめたりと多くの情報の処理が必要になります。
そのため、この大変な演算をしてくれるマイナーに報酬を渡すことで正しいブロックを生成してもらい、暗号資産の不正防止などを行うことで信頼性を保っているシステムです。
マイニングは一人で行う方法やグループで行う方法、または会社に投資を行ってマイニングに参加など様々な方法があります。
マイニングについては過去に詳しく解説をしていますので、ぜひ確認してみてください♪

ニュースとか見てるとよく聞くワードばかりだよね

前回のと合わせても基礎的な用語じゃからな

基礎だけでもたくさんあるね

この他にも通貨独自の仕組みについての用語もあるぞ

覚えることたくさんだ…

仕組みについては次回として、今回はこの辺で一旦まとめようかの
第二弾、覚えておきたい暗号資産に関する専門用語集!、まとめ
第二弾の暗号資産の基礎用語として
ステーキング
・ブロックチェーンのネットワークに参加することで、報酬が対価として貰える仕組み
・持っているだけでなく条件がある場合が多い
・年利に伴って増えるが、ハッキングや通貨の価値低下などのリスクもある
エスクロー
・第三者が仲介にはいることで取引の安全性が高まる仲介サービス
・取引所や販売所はエスクローに当たるとみれる
スケーラビリティー問題
・利用者が増えたりデータ量が増えたりしていくと送金に時間がかかる等の問題のこと
・多くのアルトコインなどはビットコインのスケーラビリティー問題を解決するための仕組みを取り入れている
ホワイトペーパー
・投資家から資金を集めるためプロジェクトの内容をまとめたもの
・問題を解決する方法やその必要性、ロードマップなど多岐にわかって書かれている
・新しく発行をされる暗号資産に投資を行う際には特に重要
マイニング
・直訳すると「採掘」という意味になり、これを行うものを採掘者(マイナー)と呼ぶ
・ブロックチェーンの根幹ともいえるシステム
・演算をしてくれるマイナーに報酬を渡すことで正しいブロックを生成、暗号資産の不正防止などを行うことで信頼性を保っている
・マイニングには様々な方法がある
いかがだったでしょうか?
今回も第二弾として、全体的な暗号資産に使われる基礎用語を解説しました。
ネットニュースなどでもよく見かけるワードだったのではないでしょうか。
一つ一つの用語を正しく理解することは、ニュースの内容の理解や誤った情報をつかまないといったことにも非常に大切なこととなってきます。
投資をするうえで、少しでもこの記事が参考になれれば幸いです。