【前編】話題の分散型アプリケーション!DAppsとは?

トア
トア

GG!最近よく聞くんだけど、DAppsって一体どういうものなの?

GG
GG

ほほう、DAppsか。確かに話題にもなっていたものじゃからのう

トア
トア

そうなの!結局いまいちどういうものなのかわかってないんだよね…

GG
GG

そういうことなら今日はDAppsについて詳しく解説していくぞい!

トア
トア

よろしくお願いします♪

GG
GG

任せなさい♪

DApps(ダップス)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この言葉は、イーサリアムができた2013年から出てきていますが、ここ数年で聞く機会が増えてきています。

話題になっているDEXやNFTと密接な関係にあるため、当ブログでもよく用語として出てきています。
今回はそんなDAppsについて詳しく前後編に分けて解説していきます。
DEXやNFTについての解説記事はこちらからどうぞ♪

DAppsとは?

DAppsは、Decentralized Applications(ディーセントゥラライズアプリケーション)の略称で、日本語では「分散型アプリケーション」となります。

DEX等でも度々聞く「分散化」という言葉ですが、これは非中央集権のことを意味しています。
つまり、イーサリアムでも使われているスマートコントラクトを利用することで実現できるアプリケーションとなります。

数年前から数多くの分野でDAppsが開発されていて、今現在でも新しいものが出てきています。
そのため、次世代型のソフトウェアとして注目を集めているといえるでしょう。

ちなみにこの反対は、Centralized Applications(セントゥラライズアプリケーション)といいます。
Centralizedは集中化といった意味がありますので、従来のインターネットサービス、つまり中央管理者が存在するアプリケーションのことをいいます。
身近な例でいえば、GoogleやTwitter、FacebookやInstagramなどが当てはまります。

【DAppsの定義】

DAppsの定義として、ビットフライヤーでは下記のように記載されています。

1. アプリの仕組みが公開されているオープンソースであり、ブロックチェーンのテクノロジーを使用していること
2. アプリをコントロールする中央管理者は存在せず、分散管理されていること
3. 自由に価値の交換を行うことのできるトークンの発行と、アプリ内にそのトークンの受け渡しを行う仕組みを作ることで、自動的にオペレーションが実行されること
4. アプリのアップデートのためにユーザーが合意形成を行う仕組みがあること

DEXについて既に記事を読まれた方や、すでに知識のある方であればなんとなく同じ仕組みであると感じる方もいるのではないでしょうか?

ではこの定義されたアプリケーションと従来のアプリケーションでは何が違うのかに触れますが、主には下記の内容になります。

耐久性
DApps:スマートコントラクトをベースとしているため、ブロックチェーンに履歴やデータを記録しつつ、分散管理によって常に稼働し続けられる。
通常のアプリ:システムの異常やメンテナンスによって稼働しない時間がでてくる。

透明性
DApps:誰もがコードを検査可能で、操作ログがブロックチェーンに永遠に保存される。
通常のアプリ:開発者が情報を管理しており、開発状況が不透明であったりする。

検閲耐性
DApps:管理者なしでDappsと通信できる。また、一度本番環境に設置されると、コードを変更できず、アプリのアップデート等を行うにはユーザーの合意形成が必要になる。
通常のアプリ:中央管理者(サービス提供している企業など)が決定権を持っている。

どちらが優れているかは別として、DAppsと通常のアプリでは非常に大きな違いがあるのがわかります。

【DAppsのタイプは3つ】

DAppsと一言で言っても、実は3つのタイプで存在します。
それぞれの違いも含めて見ていきます。

・タイプ1(自身のブロックチェーンを持つDApps)
ビットコインは一番最初にできた暗号資産になるため、タイプ1の分散型アプリケーションの最も有名な例になります。
この他にもイーサリアムなど独自のブロックチェーンを使用したものは、タイプ1のDAppsになります。
リップルのようにブロックチェーンを利用していないシステムの場合は、中央管理者がいますのでDAppsとは違うものになります。

・タイプ2(タイプ1のブロックチェーンを利用するDApps)
現在最も多く使われているのが、イーサリアムのプラットフォーム上で動くDAppsです。
タイプ2のDAppsはプロトコルであり、その機能に必要なトークンがあります。

※IT用語のプロトコルとは、コンピューター同士が通信を行うための規格(ルール)のこと

・タイプ3(タイプ2のプロトコルを利用するDApps)
オムニプロトコルを使用して分散ファイルストレージの取得に使用できる「セーフコイン」を発行するSAFEネットワークは、タイプIIIの分散型アプリケーションの例になります。

※オムニとはビットコインのブロックチェーンを利用した、ビットコイン2.0と呼ばれるビットコイン上に構築された、デジタル通貨とプラットフォーム

David Johnston氏によると、それぞれのタイプは下記のようなもので例えれるといいます。

タイプ1はPCなどのOS(Windows、MacOS、Linux、Android、iOSなど)

タイプ2はソフトウェア(ワードプロセッサ、スプレッドシートソフトウェア、Dropboxなどのシステム)

タイプ3はソフトウェアソリューション(ワードプロセッサを使用するメールツール、スプレッドシートを使用するマクロ、Dropboxを使用するブログプラットフォームなど)

このようにイメージすると少しわかりやすいかと思います。

トア
トア

ブロックチェーンのシステムを使ったアプリケーションってこと?

GG
GG

そうじゃな、特徴として中央管理者がいなくて分散型管理を取り入れていることが挙げられるな

トア
トア

暗号資産の非中央集権の特徴をもったアプリケーションって事だ!

GG
GG

概ねの部分はそんな感じの認識でも問題ないじゃろう。

トア
トア

じゃあ安心安全いいことづくめだね!

GG
GG

もちろん課題になる部分もあるからの、次はメリットと課題について話していくぞい!

DAppsのメリットと今後の課題

現在も色々なDAppsが開発されていますが、従来のアプリと比べてのメリットや今後の課題についても解説していきます。

【DAppsのメリット】

メリットして大きく2つを今回ご紹介します。

中央管理者が存在しない為、単一障害点が起きない
DAppsはブロックチェーン上で展開されるアプリケーションのため、ブロックチェーンの特性でネットワーク上に多数のノードが同じデータを共有・管理します。
そのため、一部のノードが停止や故障してもシステム全体が稼働を続けることが可能というメリットを持っています。

データの改ざんリスク軽減
ブロックチェーンは時間の経過をすればするほど、記録された情報の強度が増す仕組みとなっていいます。
そのため、情報が改ざんされるリスクが大きく軽減されることはDApssのメリットと言えます。
また、ブロックチェーンの特徴でデータをノード同士がお互いに監視もできるため、透明性も高いことが特徴です。

【今後の課題】

今後の課題に関しても2つご紹介します。

スケーラビリティ問題によるトランザクションの遅滞
DAppsはブロックチェーンを利用しているため、DAppsのデータ量増加によってトランザクションが増加することを意味します。
トランザクションが遅延するスケーラビリティ問題についてはこちらの記事をご参照ください。

Dapps利用手数料の上昇
トランザクションの増加はDApps利用手数料の上昇にも繋がります。
これはスケーラビリティ問題の一つでもある、手数料の高騰が起こります。
DApps内でのトークン購入やゲームへの支払手数料はもちろん、DAppsを利用していないその他のユーザーのトランザクション手数料が増加することになります。
イーサリアムも度々ガス代(手数料)の高騰などが話題になっています。

トア
トア

なるほど…確かにイーサリアムとかでもガス代とか根詰まりの問題もあったもんね…!

GG
GG

そうじゃ、イーサリアムのスマートコントラクトをもとにしている以上は同じ課題が浮かび上がってくるということなんじゃ

トア
トア

なるほど!実際のところDAppsってどういうアプリがあるの?ゲームとか?

GG
GG

その辺は次回解説していこうかのう!今日はここまでじゃ!

【前編】話題の分散型アプリケーション!DAppsとは?まとめ

DAppsとは

・Decentralized Applicationsの略称であり、日本語では分散型アプリケーションと呼ばれている
・イーサリアムでも使われているスマートコントラクトを利用することで実現できるアプリケーション
・DAppsの定義として挙げられる要素は主に4つあり
①オープンソースであり、ブロックチェーンのテクノロジーを使用している
②中央管理者は存在せず、分散管理されていること
③自由に価値の交換を行うことのできる自動オペレーションが実行されること
④アプリのアップデートのためにユーザーが合意形成を行う仕組みがあること
とされている
・従来のアプリとの違いとして、【耐久性】【透明性】【検閲耐性】の3点が挙げられる
・DAppsのタイプは【①自身のブロックチェーンを持つDApps】【②(①)タイプ1のブロックチェーンを利用するDApps】【③(②)のプロトコルを利用するDApps】に分けられる
・DAppsのメリットとして【中央管理者が存在しない為、単一障害点が起きない】【データの改ざんリスク軽減】の2点が挙げられる
・DAppsの課題として【スケーラビリティ問題によるトランザクションの遅滞】【Dapps利用手数料の上昇】の2点が挙げられる


いかがでしたでしょうか?
DAppsという言葉は耳にしたことはあるけれども、実際どういうものなのかあまり知らなかったという方も多かったのではないでしょうか。
本記事ではそんなDAppsの基本的な部分に焦点を当て解説しました♪
後編ではDAppsを活用したゲームについて解説したいと思います♪
是非ご覧くださいませ♪

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