【後編】前人未到の不可侵領域?宇宙の果てへ到達できるか?!COSMOS(ATOM)解説

トア
トア

GG、私にCosmosはまだ早かったかもしれない…

GG
GG

なんじゃ急に、焼かれでもしたか?

トア
トア

ううん、あれから宇宙に関する夢をずっと見てて、知りすぎちゃったかもしれない…

GG
GG

大丈夫、知りすぎたということは万に一つもない。安心せい

トア
トア

ほんとに?サングラスでスーツ着た人が「知りすぎた…」とか家に来たり…

GG
GG

しない、知りすぎるという前に重要なIBCについて解説するぞい

前編ではCosmosの基本情報とブロックチェーン3.0にあたるTendermintについて解説しました。
後編となる本編では、いよいよブロックチェーンの互換性「IBC」について解説していきます。
前編がまだの方は併せてこちらをチェックしてみてください♪

IBCとCosmosNetwork

本来異なるブロックチェーン上に存在する暗号資産は、取引所等を介して交換や両替を行う必要がありました。
取引所を介しての交換が可能であったものの、Cosmosの場合は「異なるブロックチェーンのアプリケーションを繋ぐ」ことが可能です。
ここからは、いよいよCosmos最大の特徴「ブロックチェーンの互換性」に対応したIBC、さらにCosmosNetworkについて解説していきます。

【IBCとは?】

IBCとは、Inter-Blockchain Comunication protocolの略であり、インターオペラビリティのために開発されました。
※インターオペラビリティは日本語で「相互運用性」を指し、無数の様々なブロックチェーン同士を相互に運用可能とするための技術のことを言います

この技術により、異なるブロックチェーン間でトークンやデータを転送することが可能となります。

本記事における異なるブロックチェーンとは、下記の内容を定義します。
・ブロックチェーンの仕組み(PowやPos等でも違う)が違うもの
・同一の基盤に権限を依存せず、独立した権限を持つこと

Cosmosでは、ATOMを用いてこの定義通り異なるブロックチェーン間でのトークンのやり取りが可能です。

【IBCのしくみ】

IBCの原理自体はそこまで複雑ではありません。
ここでは公式で書かれている例を出して解説していきます。

Aのアカウントが10個のトークンをBに送信したとします。
IBC転送が開始されると、AアカウントにあるATOMがロックされます。

ロック後は、「10個のATOMが結合されていることの証明」がAからBに送信されます。

Aの制御情報に対してBが検証、有効な場合はBで10個のATOM引換券が作成されます。
ATOMはAにのみ存在するため、Bにあるのは引換券となります。
同様のメカニズムを使用して、ATOMが元のチェーンに戻ったときにATOMのロックを解除する仕組みです。

【Cosmos Network、「Hub」と「Zone」】

Cosmos以外にも、相互運用性を実現しようとするプロジェクトはありますが、「マージマイニング」という方法を取っているものがほとんどです。
※マージマイニングとは、暗号資産のマイニングで得られた計算結果を、別の通貨において共有(マージ)する機能のこと
同じ暗号化方式をとっているブロックチェーン同士であれば、計算方式が同一であるため、計算の仕組みを使いまわすことが可能

Cosmosの場合はマージマイニングではなく、Cosmos Networkという特徴的なブロックチェーンに「Hub」と「Zone」という捉え方、そしてIBCを加えることにより、異なるブロックチェーンに対してのアプローチを取っています。
Cosmosのブロックチェーンはインターネットであると公式が表現しており、そこからCosmosNetworkという名称が付けられています。

Cosmos Networkでは「Hub(ハブ)」と「Zone(ゾーン)」が非常に重要な役割を担います。

Hub:コスモスSDKで開発された最初のブロックチェーン
Zone:異なる個々のブロックチェーン群のこと

このHubは、ひとつひとつのZoneとIBCによって接続されているという構造になっています。

さらに図のように「Peg Zone」という、別のブロックチェーンの状態を追跡するためのブロックチェーンを仲介することによって、BTCやEthereumのように、異なるコンセンサスメカニズムを持つ既存のブロックチェーンの接続も可能になります。

トア
トア

ううん…もうちょっとわかりやすく!

GG
GG

wwCosmosからBTCのブロックチェーンへATOMを送る場合、BTCには引換券が発行されて、Cosmosでは同額のATOMがロックされる

トア
トア

ふむふむ

GG
GG

BTCのブロックチェーンの状態を追跡するPegZoneが仲介に入っているから、ATOMの引換券がどこにどうなったかがわかるし、ATOM引換券がCosmosに返ってきたら引換券は消滅、ロックが解除される、といったところじゃな

トア
トア

なるほど!

GG
GG

(わかってなさそうじゃな…)このような仕組みで異なるブロックチェーンとの接続を実現しておるぞい!

トア
トア

Cosmosは神にでもなるの…?

GG
GG

大げさな表現じゃな…

Cosmosの今後について

Cosmosの技術は大手取引所のバイナンスやOKEXなどが手がけるブロックチェーンにも利用されています。

さらに身近なところでは、2020年3月に日本の自動車メーカーTOYOTAが中古車販売に関するデータ連携にブロックチェーン技術を活用しようとしており、そのブロックチェーンにCosmosの技術を利用していることを発表しています。

しかし、ブロックチェーンをつなぐプロジェクトはCosmos以外にもいくつか存在しており、その代表格としては2020年8月に日本の取引所でも上場したPolkadot(ポルカドット)などもあります。
今後類似のプロジェクトやさらに機能性の上がった技術も出てくる可能性があるため、差別化を図る、もしくは機能性をさらに上げるなどして地位を確立できるかどうかが今後の命運を分けることになるでしょう。
ポルカドットについてはこちらをチェックしてみてください♪

トア
トア

暗号資産業界だけじゃないのね!

GG
GG

以前話したが、ブロックチェーンは環境問題にも期待されとるからのう

トア
トア

どんどん進化していくわけだね!

GG
GG

それこそ可能性は宇宙のように広がっておるからのう!

トア
トア

もしかしてうまいこと言ったつもり…?

GG
GG

…まとめにはいるぞい!!!

【後編】前人未到の不可侵領域?宇宙の果てへ到達できるか?!COSMOS(ATOM)解説、まとめ

異なるブロックチェーンを繋げるために、
・IBC(Inter-Blockchain Comunication protocol)が搭載されている
・HubとZoneを有するCosmos Networkが展開されている
・Peg Zoneを仲介することで、別のブロックチェーンの状態を追跡するとができる


Cosmosのブロックチェーンは、
・大手取引所のバイナンスやOKEX等のサービスに利用されている
・TOYOTAではデータ連携に利用していると発表された


いかがでしたでしょうか?
後編記事ではIBCとCosmosNetworkについて解説しました。
今後も新たな暗号資産が誕生していく中で、どのような特徴を持っているか、似たような通貨はないかという点が非常に重要となります。
本記事を読んで投資先の暗号資産を決める一助となったのであれば幸いです♪

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