

ささ、GG!後編だよ!ウロボロスについて解説して!

え、もうオンラインカジノはいらない?

いらない(キッパリ)

そうかい…そりゃ残念じゃ…

いいから!ウロボロスってすごいんでしょ!絶対的な特徴でしょ!早く教えて!

はいはい、ウロボロスとはな…
二人の会話にもあったようにウロボロスなしでCardano ADAは語れないほど重要な役割を担っています。
前編ではCardano ADAについて、基本情報や特徴を解説しましたが、後編となる本記事ではウロボロスと、Cardano ADAの大型アップデートについて解説していきます。
前編がまだの方は併せてチェックしてみてください♪
Ouroboros(ウロボロス)とは?
とは?-1024x538.png)
ウロボロスは、カルダノ独自のPoS(プルーフオブステーク)プロトコルです。
ここではCardano ADAにおいて、非常に重要な役割を担っているウロボロスの特徴や役割、進化について紹介します。
【Ouroboros(ウロボロス)の進化】
ウロボロスプロトコルがどのように進化、そしてどのような機能を果たすのか、詳しく解説すると専門用語の羅列になってしまうのでそれぞれ簡単に解説してみたいと思います。
・ウロボロスクラシック
ウロボロス初の実装は、2017年のウロボロスクラシックです。
セキュリティ面において、プルーフオブステークや他のブロックチェーンから分離、ランダム性を生成することでパターンの形成を防ぐ、ハッキングが難しいシステムになっています。
・ウロボロスBFT
Ouroboros BFT(ウロボロス・ビザンチンフォールトトレランス)は、ロードマップで発表されている、これ以降のアップデートに必要不可欠なプロトコルです。
決済の即時証明等、このウロボロスBFTでパフォーマンスが大幅に向上しました。
・ウロボロスプラオス
ウロボロスプラオスは、ウロボロスクラシックに基いて構成されたプロトコルです。
このウロボロスプラオスでは、適応型と呼ばれるサイバー攻撃に対して耐性を持っており、セキュリティとスケーラビリティが大幅に向上したとされています。
・ウロボロスジェネシス
ウロボロスジェネシスはウロボロスプラオスを更に改善したプロトコルです。
セキュリティのプロパティを失うことなく任意構成で他のプロトコルと構成が可能となりました。
(WindowsのパソコンでIOSを入れられるようになったというイメージです)
・ウロボロスヒュドラ
最後はウロボロスヒュドラです。
このウロボロスヒュドラでは、スケーラビリティが大幅に向上したオフチェーン技術となります。
1秒あたり、最大1000TPSを叩き出し、ノードが複数ある場合は1,000,000TPSの数値も実行可能であると言われています。
紹介中にでてきた、サイバー攻撃やスケーラビリティ問題についてはこちらをチェックしてみてください♪

…んん、いまいちわかんない!

仕方ないじゃろ、公式サイトにはきちんと詳細は記載されておるが…

んじゃ教えてよ!

State channels are an attractive layer-two solution for improving the throughput and latency of blockchains. ※

…は?

ステートチャネルはブロックチェーンの遅延を改善する魅力的なレイヤー2ソリューションです。

…日本語でも理解できない…

じゃろ?だから簡単な解説に留めておいたんじゃ!あと、Cardano ADAはロードマップで今後も大型アップデートが予定されておるんじゃよ!
※IOHK、Hydra論文より抜粋
大型アップデート

前編後編に渡って紹介してきたCardano ADAですが、まだまだ特徴をたくさん持っている為、解説できたのはほんの一部です。
最後に「これだけは紹介しておきたい、アップデート」について解説しておきます。
Cardano ADAは開発計画のロードマップが公開されており、いくつかのパートに分かれて下記のアップデートのリリースが予定されています。
・Byron
・Shelley
・Goguen
・Basho
・Voltaire
それぞれのアップデートについて説明します。
【リリース済みの大型アップデート】
まずはリリース済みのアップデートについて紹介します。
・Byron
2017年9月29日にリリースされたByronは、プロジェクト開始から2年後に開始されました。
このByron期では「IOHK」が開発したフルノードウォレット「Daedalus」(ダイダロス)、Emurgo(エマーゴ)が開発した「Yoroi」(ヨロイ)ウォレットが配信されています。
・Shelley
大型アップデート第二弾のShelleyは2020年7月30日にリリース、内容はネットワークの分散化がテーマです。
このShelley期ではステーキングが導入されることにより、コミュニティによってノードが実行されるようになりました。
この導入により中央集権から非中央集権型に近づいたとされています。
【直近の大型アップデート】
次に直近のアップデートについて紹介します。
・Goguen
Goguenは更にAllegra/Mary/Alnzoの3つのパートに細分化、既に第二段階のMaryまではリリースが完了しています。
Maryは2021年3月頃にリリースが完了、次回のAlonzoが2021年9月を予定されており、これが完了することでGoguenが完全にリリースされたことになります。
このGoguenがリリースされると、DAppsやDeFiアプリケーションを構築が可能です。
既にリリースされているバージョンでは、マルチアセット台帳が実装されたことにより、独自のトークン発行が可能となっています。
【次回、今後予定されているアップデート】
続いて今後予定されているアップデート内容です。
※2021年7月時点では、まだ日程などは公開されていません。
・Basho
Bashoはスケーラビリティの改良、相互運用性や最適化等をメインテーマとされています。
来るスケーラビリティ問題を緩和すべく、メインチェーンと相互運用が可能なサイドチェーンを導入する事、これにより送金などをスムーズにできるようスケーラビリティを拡大していくとの発表がされています。
日程は公開されていないものの、先ほど紹介したウロボロスヒュドラが近い性能を持っており、既に準備をしている段階である可能性が高いです。
・Voltaire
Voltaireはガバナンスに注目したアップデートとなる予定です。
先程Shelleyで説明した分散化ですが、Cardnoが目指す分散化はまだ先に存在し、目標に到達していません。
このようにロードマップを完了するために尽力していますが、まだ企業からは手が離されていない、独立していない通貨として認識しているようです。
ロードマップの最終地点でこのガバナンスに注目するのは、本当の意味で分散化されるため、ガバナンス、つまり経営の投票システムなどを搭載して運営を委ねる意思があるのかもしれません。
このVoltaireについても一部は先行的に公開されている為、スムーズなアップデートが施される可能性があります。
解説に出てきたウォレットや、DeFiアプリケーションについてはこちらをチェックしてみてください♪

おお!もうちょっとで第三期のアップデート完了じゃん!

そうじゃな、そう遠くないな

DeFiとかに対応って、やっぱり着目早いね!

特にDeFi、NFT、DAppsは暗号資産業界のみならず注目されておるからのう

早く対応できた銘柄、新しい銘柄がほんとに切磋琢磨する感じね!

価格に影響を及ぼすから、今後のアップデートも要チェックじゃな!

理解は難しいけど、めちゃくちゃすごい通貨なんだね!CardanoADAって!

確かに理解は難しいなwよし、それでは完結となる後編のまとめに入るぞい!
【後編】ベッド、レイズ、オールイン?!気になる銘柄!Cardano ADA解説、まとめ
Ouroborosとは、
・Cardano独自のPoSプロトコルである
・ウロボロスクラシック、ウロボロスBFTなど、様々な種類が存在し、それぞれ重要な役割を担っている
Cardano ADAではアップデートがロードマップで公開されており、
・いくつかのパートに分かれてリリースが予定されている
・第三弾のGoguenはAllegra/Mary/Alnzoの3つに分かれている
・2021年9月にGoguenが完了予定
・その後BashoとVoltaireが予定されている
いかがでしたでしょうか?
完結編となる後編では、Ouroborosと大型アップデートについて解説しました。
絶大な人気を誇るCardano ADAは、話題になる根拠を持ち合わせた暗号資産であることがお判りいただけたと思います。
既に知名度の高い暗号資産も、このように日頃進化をしているということは重要であり、投資を検討しているのであれば知っておくべき情報です。
本記事を読んで、投資先の選択肢が増えた方がいらっしゃれば幸いです♪