今だからこそ求められる、器の大きさ!?スケーラビリティ問題解説!

トア
トア

GG!理想の上司って器の大きさが重要だと思うよね?

GG
GG

そりゃそうじゃが、どうしたんじゃ、また急に

トア
トア

なんでわんこそばって伝統みたいな感じなんだろうね、大きい器の方がおかわりの回数も少なくて済むのにさ!

GG
GG

あれはおもてなしじゃし、楽しむためなんじゃないか?

トア
トア

…ということで、今日はスケーラビリティ問題について教えてください!

GG
GG

…え?

トア
トア

だから、スケーラビリティ問題について教えてください!

GG
GG

あぁ、それで器…。結構使われる単語だから知っているとばかり思っておったんじゃがのう

黎明期を超えた暗号資産はスケーラビリティ問題に直面、新たに誕生する通貨はこの問題の対策がされていて当たり前の時代になりました。
特に時価総額の高い暗号資産、有名な暗号資産ほどこの問題を抱えていることが多く、ビットコインやイーサリアムも例外ではありません。
新たな暗号資産が誕生する際、また様々なウェブニュースでよく見かけるスケーラビリティ問題とは何か。
本記事では、ブロックチェーンの仕組みを交えて詳しく解説していきます。

スケーラビリティ問題とは

スケーラビリティは直訳すると、「拡張性」という意味です。
暗号資産は利用する人が多くなるほど、それに伴い、扱われるデータは増加していきます。
これにより、「取引に時間がかかる」、「手数料の高騰」などの問題が発生するのです。

スケーラビリティ問題とはまさにこのことを意味しており、利用者が増えるほど利便性が低くなってしまうことを指します。

【なぜ起きるのか?】

スケーラビリティ問題が何を意味しているのかは知っていても、何故起こるのか説明できる方は意外と少ないかもしれません。
スケーラビリティ問題が起きる原因は、ブロックチェーンの仕組みを知る必要があります。

まずは簡単にブロックチェーンの仕組みを紹介します。

取引をするたびに暗号化された取引データが作成され、これをトランザクションと言います。
このトランザクションがマイナーと呼ばれる人達に、正しいものであるかを判断されていきます。
正しいという承認を得られると初めて記録として残り、その記録をまとめたものをブロックと言います。
より詳しいブロックチェーンの仕組みについてはこちらをチェックしてみてください♪

暗号資産は利用する人が多くなるほど、扱われるデータ(トランザクション)が増加していくと説明しましたが、データ量が多いと当然記録、承認する作業が増えることを意味します。
一つのブロックに入るデータ量は決まっているため、それを超えるデータ量が発生した場合は何個か先のブロックで記録をされるという事態が発生するのです。

例えば、一つのブロックに10個のデータが入るとし、データをブロックに記録したときに取引の反映がされることをイメージしてください。
10個以内であれば、常に一つのブロックの中に記録ができるため、ビットコインを例に出す場合、10分もあれば記録が取引が反映されることになります。

しかし、15個のデータがあった場合、画像のように10分以上時間がかかってしまいます。
10個のデータは10分以内に記録されますが、残り5個は次のブロックへ回されてしまうため、20分待たないと記録がされない、という事態になってきます。

つまり、取引データが多ければ多い程、記録の遅延が発生、これがスケーラビリティ問題のイメージです

【実際に発生すると、どうなるか?】

最早説明は不要かもしれませんが、ここではこのスケーラビリティ問題が発生するとどうなるのか、代表的な例をピックアップして紹介します。
①取引の遅延
イメージで説明した通り、取引時間が遅くなってしまうことは火を見るよりも明らかです。
国際送金の代替として、また暗号資産決済が普及しつつある現代において、取引の遅延は非常に致命的な問題となります。

②手数料の高騰
スケーラビリティ問題は手数料の高騰に直接結びつきますが、これは取引の遅延によるものです。
どのような業界でも、作業時間がかかればかかるほど手数料は嵩みます。
(会社が、社員に残業させなければならない状況を想像してください)

③ユーザーの減少
ユーザーが増える最大のチャンスともいえる暗号資産決済が実現するためには、①と②をクリアするのが必須条件です。
スケーラビリティ問題が原因となって、暗号資産決済が普及しないという専門家も存在します。
結果的に、暗号資産は決済としての役割を担えず、投資目的での取引が大半を締めている状態です。
しかし、取引の遅延や手数料の高騰が頻発することで、投資家に見放される危険性もあります。
①と②が頻発することで投資家に見放される、果てはユーザーの減少に繋がる可能性もあるのです。

トア
トア

やっぱり器を大きく!ブロック大きくしちゃうってのはダメなの?

GG
GG

まぁ、またはデータを圧縮してしまうとかな

トア
トア

なんだ!たくさん解決方法あるじゃん!

GG
GG

誰がするんじゃ?その解決を

トア
トア

え?

GG
GG

管理者がいないってことは、自由でもあるが制約もつきものなんじゃよ…

スケーラビリティ問題の解決

時価総額の高い暗号資産はこのスケーラビリティ問題に直面していますが、昨今の暗号資産はあらかじめスケーラビリティ問題の対策がされているものも少なくありません。
しかし、二人の会話にもあったように、リリース後にこの問題に直面した暗号資産は、解決するための対策が限られているのも事実です。
前提として、利用人数が増えても問題がない状態にするための解決方法としては下記の2パターンが考えられます。

・ブロックチェーンの性能を上げる
・データを小さくする、または必要なデータのみをブロックチェーンに記録する

【ブロックチェーンの性能を上げる】

まずはブロックチェーンの性能を上げる、という解決方法を見ていきましょう。
時価総額1位に君臨するビットコインは、常々スケーラビリティ問題を抱えています。
容易ではないものの、暗号資産は有志達によるアップデートが繰り返されてきました。
ここでいう、「ブロックチェーンの性能を上げる」というのはハードフォークをイメージしてください。
ハードフォークを行うことで、新たな機能を有したブロックチェーンへ進化することが可能ですが、非常に大きなリスクが伴います。
ハードフォークを行うことにより、ビットコインキャッシュが誕生した時のような暗号資産の分裂が発生する可能性があるのです。
ハードフォークとソフトフォーク、ビットコインの分裂についてはこちらをチェックしてみてください♪

【データを小さくする、または必要なデータのみをブロックチェーンに記録する】

こちらは「ブロックチェーンの性能を上げる」とは異なり、ハードフォークとソフトフォークどちらも考えられ得る手法です。
最も有名な例としては、ビットコインのセグウィットの導入が挙げられます。
セグウィットを簡単に説明すると、データサイズを小さくし、同じ容量のブロックでもより多くのデータを記録できるようにする、というシステムです。
この他にもビットコインでは2021年11月に大型のアップデートが予定されていますが、この内容もスケーラビリティ問題を解決することが期待されています。
大型アップデート「タップルート」についてはこちらをチェックしてみてください♪

【最後に】

スケーラビリティ問題自体は、段階があるにせよ必ず起こります。
特に歴史の長い、比較的古くから存在する暗号資産は、何年も前から解決のための方法などが計画され、少しずつ実装勧められているのが現状です。
二人の会話にもあったように、アップデートや改善は一筋縄では行きません。
管理者がいない暗号資産は、コミュニティメンバーに参加している「誰にも雇われていないエンジニア」や、「融資するユーザー」の協力の上で衝突を繰り返しながら進化を続けています。

イーサリアムやビットコインなどの主要な暗号資産がスケーラビリティ問題を抱えていることは事実ですが、日々解決するための意見が飛び交っているのも事実です。
当時革新的であった機能も、時代と共に色褪せてしまうのは仕方ありません。
しかし、暗号資産そのものの機能があまり高くなくとも、このように「有志が集まる様な暗号資産=ユーザーが多い」かどうかは、投資する上で重要な判断材料となり得ます。

このように、一見価格に直結しないような問題や機能等についても投資の判断基準として捉えることで、自身の資産を守ることに繋がるケースもあるのです。

トア
トア

さっき私が言った工夫も、GGが言った工夫も…

GG
GG

そうじゃ、既に実装されておるんじゃ

トア
トア

考えたり提案したりするのは簡単だけど…GGが言った通り簡単じゃないね…

GG
GG

そうじゃ、有志の人々によって、よりよい通貨を、という善意の元成り立ってるんじゃよ!

トア
トア

うんうん、スケーラビリティ問題についてはばっちり分かったよ!ありがとう!

GG
GG

よし、それではまとめに入るぞい!

今だからこそ求められる、器の大きさ!?スケーラビリティ問題解説!、まとめ

スケーラビリティ問題とは、
・直訳すると、スケーラビリティ=拡張性
・利用者が増えることで発生する問題のこと
・取引に時間がかかる
・手数料が高騰する
・ブロックチェーンの仕組みが関係している


スケーラビリティ問題を解決するためには
・ハードフォークによりブロックチェーンの性能を上げる
・アップデートによりデータを小さくする等が上げられてる


いかがでしたでしょうか?
スケーラビリティ問題は厄介なものの、裏を返せば多くのユーザーによって高い流通を表しているともいえます。
最後に紹介した通り、思わぬところに価格考察の材料がちりばめられていることもあるため、暗号資産の特徴や性質を知ることは非常に重要です。
本記事を読んで、暗号資産の投資をする際の目安になれば幸いです♪

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