柔らかいのと硬いの、どちら派…?ソフトフォークとハードフォークについて解説

トア
トア

GGの体って、やっぱり金属装甲なの?

GG
GG

なんじゃ急に

トア
トア

GGって柔らかいのか、硬いのか、ふと気になってさ!

GG
GG

そりゃワシは金属で覆われてるので硬いですよ

トア
トア

つまりハードフォークってこと?

GG
GG

ちょっと、勝手に分岐させないでくれる?

トア
トア

え?分岐って何の話?

GG
GG

…今回はアップデートの際に度々話題になるソフトフォークとハードフォークについて解説していきます。

あのビットコインが11月にTaprootというアップデートを行うことが決定、イーサリアムにも複数回のアップデートが控えています。
暗号資産においてアップデートは重要な情報ですが、ソフトフォークとハードフォークという単語をよく目にすることになります。
二人の会話にもあったように「フォーク」自体は分岐という意味があり、有名なビットコインやイーサリアムも分岐を繰り返し現在に至っています。

本記事では「ソフトフォーク」と「ハードフォーク」について解説していきます。

ソフトフォークとは?

まずはソフトフォークについて解説します。
ソフトフォークとは、分裂前後のブロックチェーンに「互換性がある」のが特徴であり、これが最も重要なキーワードになります。

例えば、ソフトフォークによる仕様変更を支持することで、分岐したブロックチェーンがそのままメインのブロックチェーンとして採用されます。
逆に、新しい仕様を支持しなかった場合には、そのまま既存のブロックチェーンが繋がっていき、分岐したブロックチェーンは元のチェーンに収束していきます。

また、互換性があるというのは、「アップデートをしたあとに、する前にも戻すことが可能」となっていることも特徴です。

画像の通り、完全に分岐することはない、一時的な分岐ということが特徴です。
イメージがつきにくい場合は、オンラインゲーム等で例えてみましょう。
既存のゲームに「新システム導入」の案内として、β版のバージョンが配信。
βで問題なければ製品版に搭載、重大なバグやユーザーからの反発があれば新システムは撤廃される。
β版を配信中も製品版は利用できるので、この状態に近いと言えます。

ソフトフォークのメリットは、ブロックチェーンが一度分裂しても、元のブロックチェーンに収束していくため、コイン消失の発生リスクが低いことです。

このソフトフォークの場合従来通りの取引が可能なため、多くのユーザーは意識することがなく聞きなれていない方も少なくないと思います。

【ソフトフォークの事例】

あまり馴染みのないソフトフォークですが、ユーザーにとって大きな恩恵が得られて事例は多々あります。
ここでは過去に実施された代表的なソフトフォークの事例を紹介します。
有名なソフトフォークは、ビットコインのSegwit導入が挙げられます。
Segwit(セグウィット)はSegregated Witnessの略で、 ブロックに入れるトランザクション(取引履歴)のフォーマットを整理し、コンパクトに圧縮等をしてより多くのデータをブロックに入れることを可能にする技術です。

Segwitについてはこちらをチェックしてみてください♪

トア
トア

確かに、普通に利用できてたら気づかなかったりするんだろうな~

GG
GG

まあしかしアップデートには変わらんから、価格には結構影響したりするんじゃよ

トア
トア

うわ、価格変動してる!え?アップデートしたんだ!みたいなこともあるのかな?

GG
GG

ソフトフォークの内容やその通貨の知名度によってはあるかもしれんのう、さて次はハードフォークについて解説するぞい!

ハードフォークとは?

続いて、ハードフォークについて解説します。
ハードフォークとは、分裂前後のブロックチェーンに「互換性がない」のが最大の特徴であり、ソフトフォークと最も異なる点です。
旧バージョンと新バージョンとでルールが異なるため、ブロックチェーンが再び合流することがなく、永続的な分岐となります。
「やっぱり前の状態に戻そう」と思ったとしても、「戻る」という概念がありません。

ハードフォークではもとからあった暗号資産とハードフォークによって新しく生まれた暗号資産がそれぞれ存在することになり、市場などにも影響があることから度々話題に上がります。

ハードフォークは、「新しいシステムを搭載したい革新派と、従来通りのシステムを貫きたい保守派とでコミュニティが別れた場合」、「導入するシステムの相性によってハードフォークを実施する以外に選択肢がない場合」に取られるアップデートの手法です。

【ハードフォークの事例】

どちらかと言えばよく目にするハードフォークについても、代表的な事例を紹介しておきます。
ビットコインはハードフォークを行ったことで「ビットコイン・キャッシュ」など、新たな暗号資産が続々と誕生しました。
これは背景として、先ほど紹介したソフトフォークのSegwit(セグウィット)を入れる派と入れない派に分かれたことが原因となっています。
余談ですが2021年11月に導入されるビットコインのソフトフォークTaprootは、Segwitが導入されていない場合ハードフォークをしなければアップデート出来ないシステムです。

また、イーサリアムは2016年にTheDAO事件をきっかけにハードフォークし、分裂したのがイーサリアムとイーサリアムクラシックです。
分裂する前の仕様で運用されているのがイーサリアムクラシック(ETC)、The DAO事件にて分裂したものがイーサリアム(ETH)となっており、その他にイーサリアムゼロ等複数回のハードフォークが実施されています。
ハードフォークに関連する暗号資産についてはこちらをチェックしてみてください♪

トア
トア

なんかハードフォークってあんまりしたくなさそう?

GG
GG

そりゃ新たな暗号資産が生まれるのはいいことかもしれんが、価格もユーザーも分散する可能性があるんじゃよ?

トア
トア

あぁ、なるほど…一生懸命作った肉じゃがを友達にカレーにされちゃったみたいな感じ?

GG
GG

近い何かがあって悔しい。

トア
トア

自由だからこそ、管理者がいないからこそ起こる永遠のテーマみたいなものか…

GG
GG

哲学的な思想は悪くないが、そもそもアップデートするのにはきちんと理由が合ってだな!

どちらも同じ問題を解決することが目的

暗号資産は流通量やユーザーが増えるほど、それに伴いデータが増加していくこととなります。
データが増え、高い処理能力が求められるようになることで「送金時間が長くなる」、「手数料が高騰する」等のスケーラビリティ問題に直面します。
開発者や発案者等、対象の暗号資産に携わる人々が意見を出し合うものの、人の数だけ考えがあるように時には対立をしてしまうこともあります。

アップデートが必要とは思いながらも従来のシステムに愛着や可能性を抱く人、続々と新たなシステムを搭載した暗号資産に対抗すべくアップデートを繰り返すべきと考える人。
この考え方の違いにより、アップデートされることもあれば、新たな暗号資産が誕生することもあります。
どちらにもメリットやデメリットというものはありますが、あくまでもそれはどこの視点から物事を考えるかということです。

ハードフォークかソフトフォークかアップデートするか否か、いずれにせよ問題を解決し、より良い暗号資産を目指していることに変わりありません。

トア
トア

ほえー!確かに、視点によってメリットデメリットは変わってくるよね!

GG
GG

そうじゃ、いずれにせよ携わる人々がもっと良くしようと思うからこその対立とも考えられる

トア
トア

うん、アップデートそのものを深く考えることもできたし!

GG
GG

ふむ

トア
トア

ソフトフォークとハードフォークについてもしっかり理解できたよ!

GG
GG

それは何よりじゃ!では本日のまとめに入るぞい~

柔らかいのと硬いの、どちら派…?ソフトフォークとハードフォークについて解説、まとめ

・「フォーク」とは分岐という意味がある

ソフトフォークとは
・ブロックチェーンの分岐を行うが、分裂前後のブロックチェーンに「互換性がある」
・ビットコインのSegwitが代表として挙げられる


ハードフォークとは、
・分裂前後のブロックチェーンに「互換性がない」
・ビットコインキャッシュや、イーサリアム等の新しい暗号資産が誕生する


ソフトフォークもハードフォークも、
・主にはスケーラビリティ問題の解決やセキュリティの向上が目的

いかがでしたでしょうか?
アップデートとよく耳にするものの、ソフトフォークとハードフォークの違いをいまいち理解できていない方は少なくないと思います。
昨今の暗号資産は保有することで「ガバナンス」、つまり経営方針等に投票ができるものが増加しています。
そのような機能を持っている暗号資産を保有する際は、しっかりとアップデート内容を確認した上で賛成か反対か自身の意思を表明する必要があります。
本記事を読んで、アップデート内容についての理解が深まる一助になれば幸いです♪

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