

GGってゲームとかってする?

ゲーム?もちろんするが、急にどうしたんじゃ?

私ゲーム好きなんだけど、一生遊んで暮らしたいなーって

唐突すぎるわい…そういえば最近ゲーム関連銘柄の話題があったのう

ヘー!なんて名前の通貨なの?

確かultra coin(ウルトラコイン)とかなんとか…

あ!それ知ってる!ちょうど昨日調べてたやつだ!

それでゲームの話じゃったのか…じゃあ今日はトアに解説を頼もうかのう!

任せて!!!
2020年の中ごろから暗号資産の世界でも新しいテクノロジーやサービスの話題が続々と上がるようになりました。
そんな中2021年4月、また新たに話題になったのがこのultra coinです。
このultra coinは一体なぜ話題になったのでしょうか?
本記事ではそんなultra coinの解説を行っていきたいと思います♪
ultra coinとは?

ultraはゲーム配信プラットフォームの名称です。
ultraのプラットフォーム内で流通している暗号資産がultra coin(UCO)です。
ultraというプラットフォームは「ブロックチェーン革命をゲーム業界にもたらし、ゲーム配信の為ための公正なエコシステムを作成」を目的として開発されています。
これだけをみると一体何を意味しているのか、なぜ話題になったのかなど気になる点が生まれてきますね。
【ultra coinの価格推移】

ultra(UOS)は現在日本円にして約39円、時価総額約110億円の暗号資産です。
※2021年5月17日の価格推移
coin market capでの市場ランキングでは351位とまだまだ草コインとしての位置づけではありますが、2021年2月頃から話題を呼び、価格の上昇が続いている銘柄です。
2021年2月時点での日本円価格は約15円前後となっていましたが、その後1ヶ月で一時80円近くまでの上昇を見せました。
ではなぜ、ultraはここまで上昇したのでしょうか。
様々な要因があるものの、昨今のNFTテクノロジーの発展が理由と考えられており、さらにultraを運営している、Ultra Corporationへの注目もあると言われています。

ん?ultra coinがすごい値動きを見せたのは分かったが

うん!すごいよね!

ゲーム要素が少なくないか?

ふふふ、そうだよね、まだ開発の目的しか紹介してないしね!

やけにもったいぶるのう

へへ、ここからが大事だよ!テストに出るからね!

テストだすのか?

細かいことは置いといて、いかにゲームに関する事業を進めているか、ultora coinを生んだ企業について紹介するよ!
Ultra Corporationとは?

ultraはエストニアに本社を置くゲーミングプラットフォームを配信する会社です。
ultraは基本理念としてゲーム開発者、ゲームユーザー、インフルエンサーに対し”三方良し”であることを掲げており、各々のマッチングに対する課題や発展を助ける為に立ち上がったと言われています。
これはultraを立ち上げた、創業者の一人であるDavid Hanson氏が2020年に行われたbusiness blocchain EXPOでお話をされていました。
また、David Hanson氏はultraの提供するゲーミングプラットフォームと今後の暗号資産との可能性についてはこのように語っています。
・ゲーム開発者、ユーザー、インフルエンサーは三方良しの関係で
昨今のゲーム開発者は皆0からゲームを作り、ユーザーを獲得し、販路を拡大していきます。
ただそれには莫大な労力と資金が必要となり、参入障壁は低くはありません。
また、ユーザーはコンテンツが満ち溢れているこの時代に各々にあったより良質なものを見つける事が困難となっています。
ultraではゲーム開発者に対し、適したユーザーベースを提供し、また事業さえ被らなければ近いユーザーベースをかけ合わせ、より効率のいいユーザーベースの拡大に働きかけます。
ユーザーに対しては、良質である見合ったコンテンツを提供し、それが生まれる事をサポートしていきます。
というお話がDavid Hanson氏からありました。
これはあくまで三方がより良い関係であることがコンテンツの発展でありみんなにメリットが生まれるというお話だったのですが、今回ご紹介しているultra上ではそれを可能にしていくとのことです。
・ブロックチェーンの知識がないユーザーでも快適に
これまでのブロックチェーンシステムでは秘密鍵や暗号資産に関する最低限の知識が求められました。
ですが最低限とはいえ、ユーザーがそれに対してハードルを感じてしまうには充分な複雑さがありました。
David Hanson氏はそんなブロックチェーン技術をもっと単純なものにし、
例えばデジタルトークンを簡単に売買することや、貸し出す事を可能にすることによって、ユーザーにとってより身近なテクノロジーにしていきたいと話しています。
また最近話題のNFTについてもほとんどの企業が対応できておらず、「その課題を解決するのはultraである」と断言しているほど、このultraというプラットフォームにはブロックチェーンの世界を変革させる可能性を見出しているようでした。
・これまでの暗号資産マイニングについて
David Hanson氏は今の暗号資産マイニングについて、収益性の良い演算能力の使い方ではないと語っています。
これは「マイニングをする人たちと、マイニングを必要とする人々に対する契約形態がない」ということだそうです。
ultraでは専門知識を必要とせず、ただボタンを押すだけでマイニングができるように、
例えば医学研究やハリウッドのCGIレンダリングなど、より収益性の高いところへの演算能力の貸出ができるようにしていくとのことでした。
【ultraの経営陣】
ultraの開発陣は現代のネットワークテクノロジーを牽引してきた錚々たるメンバーになっています。
そして特徴的なのが、ultraにはCEOが二人いるということです。
一人は先程からご紹介していたDavid Hanson氏、そしてもう一人のCEOがNicolas Gilot氏です。
この2人が共同CEOとしてultraを立ち上げたのはほんの数年前の話ですが、
その関係はもっとその前からあったとDavid Hanson氏は語ります。
ことの発端は有名なFPSゲームであるカウンターストライクの大会があり、
その会場に向かうバスで知り合ったそうです。
少し話はそれますが、その当時eスポーツという言葉もまだなかった時代にDavid Hanson氏はプレイヤーとして既にゲーミング企業のスポンサーがついていたというのは驚きですね。
そこで2人は意気投合しお互いが自分に必要な人物であると認識をしたそうです。
そしてIT・ゲームの業界でいくつもの起業を果たし、2011年頃ビットコインやブロックチェーンのシステムが今後の世界を変えると確信し、このultraの構想が始まりました。
それまで数々の事業を経て培ってきた人脈もあり、現在のultraも数多くの企業とのパートナーシップを組み、中国最大手のゲーム企業とも提携をしています。
またバンダイナムコやコナミとの繋がりもあり、2人のCEOも過去、一緒に事業をしたこともあるとのことでした。
その他の経営陣もapple社でスティーブジョブズの直属、開発経験のあるEdward MOAREM氏、
DELLやTime Warnerなどを経て来たMIKE DUNN氏、
Google appやYOTUBEでマーケティング経験のあるLEE O’DONOVAN氏など錚々たるメンバーで開発・運営をしているのがultraです。
【David Hanson氏の今後の日本に対する見解】
David Hanson氏はbusiness blocchain EXPOで日本についても深く言及していました。
まず今後NFTは、ゲーミング業界にとどまらずインターネット上で非常に重要なファクターになる事を確信していると語っていました。
そのNFTにおいて日本市場というのは非常に重要なマーケットであるとともに、
NFTによって一番恩恵を受けるのが日本であると断言していました。
これは日本のマンガ・アニメ・ゲームなど日本が世界を牽引する文化とNFTの親和性の高さがそれを裏付けたお話になっています。
ultraの経営陣はこれまで行ってきたビジネスの中で日本の企業との20年以上関係培ってきており、日本市場への進出に対しては前のめりな状態であるという話も上がっているとのことです。

す、すごい会社が運営している通貨なんじゃのう…

ハンソンさんとニコラスさんは日本の事好きなんだって!

そうなのか?

今はコロナでいけてないけど落ち着いたら来たいって言ってた!

ほほう、ありがたいことじゃのう

でもそれだけ日本のマーケットに期待してくれているってうれしいよねぇ!

アニメやゲームの文化様様じゃのう…!そろそろまとめを頼むぞい!

はーい!
ゲーマーのゲーマーによるゲーマーの為の暗号資産?!Ultraとは!?、まとめ
ultraとは
・ultraはゲーミングプラットフォームの名称であり、UOCはそこで流通する暗号資産
・Ultra Corporationとはultraを運営している企業であり、David Hanson氏とNicolas Gilot氏によって手掛けられた企業
・このUltra Corporationの基本理念はゲーミング業界にブロックチェーン革命をもたらし、ゲーム開発者、ユーザー、インフルエンサーにとって三方良しな環境を提供すること
・David Hanson氏はこのultraによってマイニングやブロックチェーンに対して知識を持たないユーザーでも快適にデジタルトークンの売買などができるようになると語っている
・ultraの経営陣は現代のインターネット業界の最先端を走るメンバーが集っている
いかがでしたでしょうか。
UOCは現段階ではまだ草コインの領域にある暗号資産ではありますが、その背景にあるのは、今後のブロックチェーンの最先端をいくであろうプロジェクトとメンバーが集っていました。
短期的な売買益だけではなく長期保有目的での参入もいいかもしれませんね♪
本記事をご覧になった皆さんもUOCだけではなくultraにも興味を持っていただければ幸いです♪