【後編】a capriccio、オリジナルが貫くプライド?イーサリアムクラシックについて解説!

GG
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前回は、イーサリアムとはどんなものかっていうのと、イーサリアムの分裂について話したんじゃが、ちゃんと覚えておるかのう?

トア
トア

うん!もちろん!イーサリアムは2013年開発された、様々な契約を自動化するスーマートコントラクトが実行可能な分散型プラットフォームです。

GG
GG

う、うむ、ちゃんと覚えておるみたいじゃな

トア
トア

また、イーサリアムが分裂したことによって誕生したのがイーサリアムクラシックです。

GG
GG

(なんかプログラムしたみたいにすらすら回答するな…)100点じゃ!

トア
トア

当たり前じゃん~♪

GG
GG

(戻った…?)じゃあ今日は、イーサリアムクラシックについて更に詳しく話していくぞい!

こちらの記事は後編です。
イーサリアムの簡単な解説と、イーサリアムクラシックとの分裂が起こったきっかけについては前編のこちらをチェックしてみてください♪

後編となる今回の記事では、イーサリアムクラシックについて詳しく解説していきます。

イーサリアムクラシック(ETC)とは?

イーサリアムクラシックは、イーサリアムに発生したTheDAO事件への対応を巡って、イーサリアムの開発者の間で意見が対立したことによって誕生したアルトコインの1種と紹介しました。
ここではイーサリアムクラシックの特徴について解説していきます。

【イーサリアムクラシックの特徴】

イーサリアムクラシックには、下記のような4点の特徴があります。

①イーサリアムのオリジナルブロックチェーンを引き継いでいる
イーサリアムクラシックは、イーサリアムと同様にスマートコントラクト機能を持った非中央集権のプラットフォームとなっています。
イーサリアムクラシックは、イーサリアムのオリジナルブロックチェーンに連なるブロックチェーンで、変更のない本来のイーサリアムであることを目指した暗号資産なのです。


②安全性を維持するため拡張性を制限
イーサリアムクラシックは、TheDAO事件後も継続してブロックチェーンに記録を行っているように、プロトコルレベルでの脆弱性やバグが見つかった際、または機能的なアップデートを行う必要がある際のみに限りハードフォークを実施すると強く主張しています。
ハッキングに対しての対策面を向上させるため、イーサリアムよりも拡張性を制限しているというのが大きな特徴です。


③イーサリアムが達成できなかった本来の非中央集権を目指している

イーサリアムクラシックでは、分散型のガバナンスを維持することを目標としており、中央集権的なリーダーシップをもって開発を進めている姿勢への対抗路線をウェブサイト上でも強く主張しています。
特に「ブロックチェーンを今後開発することはないとの主張」を繰り返し行っているイーサリアム財団や開発者に対しても、強く反対する姿勢を表しています。


④コンセンサスアルゴリズムはPoWを維持する
イーサリアムでは、コンセンサスアルゴリズムにPoSの導入を予定しているのに対し、イーサリアムクラシックではより良いアルゴリズムが見つからない限りはPoWを維持していくとしています。
※PoS(プルーフ・オブ・ステーク)=発行済の全コイン総量に対する保有コインの割合によって、発言力が変動するように設計されたアルゴリズムのこと
PoWは、ビットコインなど様々なブロックチェーンで利用されているコンセンサスアルゴリズムで、暗号資産の概念でもある「Code is Law」という考え方を遵守していることが特徴です。
コンセンサスアルゴリズムについてはこちらをチェックしてみてください♪

「Code is Law」という言葉は、米国においてはサイバー空間の法秩序・憲法学で著名なローレンス・レッシグ氏が繰り返しその概念を提唱しています。
直訳すると、「コードは法律である」。
これはブロックチェーンや機械学習が出現したことにより、既存のルールではなくテクノロジーを使用してルールを強制することを指します。
従来の法律を無視するということではなく、テクノロジーが開発されたからこそのルールを遵守、またそのルールに則ることが大事だという思想です。

GG
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イーサリアムクラシックは、元々あったイーサリアムの理念を忠実に守ろうとする、謂わば派閥のようなものじゃな

トア
トア

古き良き、って意味でのクラシックなのかな?

GG
GG

そうかもしれんのう

トア
トア

でもさ、結局イーサリアムに知名度は負けてるし、特徴を聞いても考え方の違いくらいしか見当たらない気がするんだけど?

GG
GG

いいや、明確な違いはいくつかあるぞ

トア
トア

ロゴとか?

GG
GG

いや、そういうことじゃない…次はイーサリアムとの違いを紹介していこう

イーサリアムとの違いは?

先程はイーサリアムクラシックの特徴を紹介しましたが、ここではイーサリアムとの違いについて解説していきます。


イーサリアムとイーサリアムクラシックには、下記のような違いがあります。

・利用用途
・コンセンサスアルゴリズム
・発行枚数の上限

この大きな違いについて、順番に解説していきます。

【利用用途】

イーサリアムは、スマートコントラクトを導入したdAppsの開発プラットフォームの提供を目指して開発が進められています。
その一方で、イーサリアムクラシックはイーサリアムと同様にスマートコントラスト機能を備えているものの、IoTプラットフォームとしての役割を担う開発方針としているのです。

Iotとは Internet of Thingsの略であり、データを収集、データを大量に蓄積、そこから分析をすることでユーザーに対して必要なサービスを作り出し、提供するシステムを指します。
ちなみにネットに繋がった冷蔵庫やエアコン等がウェブ上で操作できるのも、このIotの分野が関係しています。

イーサリアムはdAppsによく用いられ、
イーサリアムクラシックはIotに用いられる

基本性能にほとんど差異はないものの、結果としてそれぞれ別の用途を目指して差別化を図っている形となっているのです。

【コンセンサスアルゴリズム】

イーサリアムは今後、コンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSへ移行することを予定しています。
PoWは、演算に必要なPC機器により大量の電力が消費される、ひいては地球温暖化への要因の一つとして問題視されています。
また、PowとPosは承認の工程がそもそも異なり、現在利用者が増えたイーサリアムでは承認速度が遅く、高騰する手数料に頭を抱えている状態です。
このスケーラビリティ問題を解決するためにPosへの移行を予定しています。

その一方、イーサリアムクラシックでは引き続きPoWを採用し続ける予定だそうです。
また、中央管理者が存在しない非中央集権制を重んじているイーサリアムクラシックは、重大な問題が起こるなどしない限りプロトコルレベルでの修正を実行しないとも公言しています。
これはコンセンサスアルゴリズムにおいても同様で、今後もPosへの移行する等の話は一切ありません。
コミュニティの意見を反映させながら展開を進めているイーサリアムとは異なって、開発への姿勢においても、イーサリアムとイーサリアムクラシックには大きな違いがあるということが分かります。

【発行枚数の上限】

イーサリアムは、ETHをユーティリティトークン的な位置づけとしていることからということもあって、通貨の発行枚数の上限を定めていないという点が特徴です。

その一方で、イーサリアムクラシックでは約2億1,000万ETC~約2億3,000万ETCに発行枚数の上限が定められています。
また、発行上限があるためマイニングに対する半減期が存在し、500万ブロックごとに報酬が20%ずつ減る設定がされています。

GG
GG

あとは…強い意思をもっているコミュニティメンバーは少数精鋭なんで、開発力も多少イーサリアムに劣ってると言われておるのう

トア
トア

でも気持ちって大事だよね!紳士は紳士でも一途な紳士だよ!

GG
GG

そうじゃな、最初に決められたことを変えないという信念が伝わってくる

トア
トア

だから私もイーサリアムクラシック、ガチホ!!!

GG
GG

国内取引所等の取扱も停止してたりするから、リスクを考えるんじゃぞ

トア
トア

だけど一途にガチホ!!

GG
GG

はあ、聞いてない…ほらほら、とりあえず今回のまとめに入るぞい~

【後編】a capriccio、オリジナルが貫くプライド?イーサリアムクラシックについて解説!

イーサリアムクラシック(ETC)とは、
・イーサリアムに発生したTheDAO事件への対応を巡り、イーサリアムの開発者の間で意見が対立したことによって誕生したアルトコインの1種
・イーサリアムから分裂して誕生した暗号資産
・本来有していたイーサリアムブロックチェーンの概念を維持、運営していくということを目的としている
・発行枚数は約2億1,000万枚と枚数に上限がある
・500万ブロックごとにマイニング報酬が20%ずつ減る減少期を定めている


イーサリアムとの大きな違いは
・利用用途
・コンセンサスアルゴリズム
・発行枚数の上限



いかがでしたでしょうか?
クラシックとは古典的という意味を持ちますが、「古き良き」王道を目指しているイーサリアムクラシックを紹介しました。
特に今後イーサリアムがアップデートし続ける中で、確固たる信念を貫くイーサリアムクラシックがどのように受け入れられていくのか注目していきたいと思います。
本記事を読んで、取引するうえでの暗号資産の選択肢が増えたという方がいらっしゃれば嬉しく思います!

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