オーダーブックとAMMを解説!

トア
トア

GG…ちょっと教えてほしい事が…

GG
GG

お、なんじゃ?

トア
トア

この前友達にオーダーブックとAMMの違い知ってる?って聞かれてさ…

GG
GG

ほうほう、ついに質問されるほど頼られるようになったか!

トア
トア

でもね、すごい知ったかぶってどっちも美味しいよね!!!って言ったら微妙な空気になっちゃって…

GG
GG

知らないって言える勇気大事…

トア
トア

でね、後で調べたら暗号資産の用語だったっぽいんだけど、難しくていまいちわからなくてさ…

GG
GG

それを教えてほしいということじゃな!

トア
トア

そうなの!わかりやすく教えてほしい!!!!

GG
GG

仕方がないのう…じゃあ今日はAMMとオーダーブックについて解説していくぞい!

皆さんはオーダーブックとAMMというものをご存じでしょうか?
DEXの知識に明るい方であれば、その仕組みや違いなどをご存じかもしれません。
ですが、なんとなく知ってはいるけど「何がどう違う」のか、「どういう仕組みなのか」説明できないという方は少なくないと思います。
本記事ではそんなAMMとオーダーブックの違いについて詳しく解説していきます。

取引所における注文方式

AMMとオーダーブックとは取引所における注文システムの名称です。
オーダーブックとAMMの違いを解説する前に、それぞれの要素を解説します。

【マーケットメイカー】

マーケットメイカーとは、文字通り市場の作り手のことを指します。
これは暗号資産に限らず株式など様々な金融市場で重要な、流動性を提供する立場を表しています。
以前取引所と販売所の違いについて解説しましたが、そこで取引所のことをフリーマーケットの会場のように表現しました。

主催者から依頼をされて出店をしている人のことを”メイカー”と考えるとイメージがつきやすいと思います。
取引所と販売所の違いについてはこちらをチェックしてみてください♪

暗号資産においては通常の取引所では運営会社に依頼された人、もしくは取引所自体がマーケットメイカーの役割を担うことで流動性を保っています。
もしもDEX等で流動性を提供したことがある場合は、あなたも立派なマーケットメイカーの一人です♪

【オーダーブックとは?】

オーダーブック(取引板)には、現在の板情報※1が記録されています。

ここではユーザーの出した売りと買いの約定待ち注文※2が1つ1つ表示されており、

基本的に上記画像の形式で板の縦半分を境い目に買値売値で分かれています。

売り板・買い板ともに上の方に位置している程高く下の方に位置していると安いという並びになっています。

中央列の注文価格はあくまで1単位(1BTC等)あたりの価格であるため、その注文の総額を知りたい場合は、
注文価格(中央列)×注文量(左右列)=注文総額
といった計算で総額を知ることができます。

練習として、上記画像の一番安い買値の金額を求めてみましょう。
前述の式で求めてみると、、、

¥4,296,723(注文価格)×0.05(注文量)=¥214,836.15(注文総額)

ということになります。

このようにその取引所で出ている注文の内容がリアルタイムでわかり、相場の動き、どの価格帯にフォーカスして注文を出すのがいいか判断ができるのがオーダーブック(板取引)です。

※1 =ユーザーの売買希望金額がリアルタイムで表示されており、それを見ることでその時点での相場を把握し、取引金額を判断できる
※2 約定=取引が成立すること。約定待ち注文とはいわば売り出し中or買い求め中ということ

【AMMとは?】

AMMとはAutomated Market Makersの略称であり、Uniswap、SushiSwap等のDEXでも取り入れられているシステムです。
これは「自律的に機能するマーケットメイカー」という意味合いになり、取引ルールをアルゴリズムによって制御するシステムの名称になります。
Uniswap、Sushiswapについてはこちらをチェックしてみてください♪

前述していたオーダーブックでは、ユーザー同士が板を見て、注文・マッチングの後売買が行われます。

ですが、AMM形式のDEXではその名の通り自動で一連の流れが行われます。
その為、「ユーザー自身が板を見て、注文方法を決め、注文を入れる」という過程の複雑さを取り払い、誰でも簡単に売買が行えるということになります。

従来の取引所のほとんどで採用されているオーダーブックは、「売り(買い)の注文があって初めて買い(売り)の注文が通る」という事が前提です。

AMMでは不特定多数のユーザーから流動性を提供(特定のLPトークンを預入・ロック)してもらうことで、流動性をプールしてもらいます。

大まかな認識として、
オーダーブックでの取引相手→注文を出したユーザー
AMMの取引相手→ユーザーがプールしたLPトークン

という説明が可能です。

トア
トア

なるほど~、車のオートマかマニュアルかみたいな違いってこと?

GG
GG

ユーザーの目線で見ればそうかもしれんな。オーダーブックは注文は基本的に自分で色々指定する形じゃからマニュアルとも見れるし、AMMはその名の通り複雑な注文過程はほとんどないからオートマとも見れるな。

トア
トア

ユーザー目線?他の目線があるの?

GG
GG

そりゃあ視点が違えば色々と見え方が変わるもんじゃ

トア
トア

違う見方も教えてよ!

GG
GG

そうじゃのう、例えば運営者からみるとまた違ってくるな

運営者から見たAMM

先ほどのオーダーブックとAMMの解説は、ユーザー目線からのお話でしたが、
取引所の運営者からみるとまた違ったメリットが見えてきます。
ここではその運営者目線での2つの違いを解説していきたいと思います。

【DEX創世記とAMM】

そもそもDEX自体は2017年頃から存在していたと言われていますが、当初のDEXの場合、板取引ではマーケットメイカーか運営者による流動性の提供が主になっていました。
そうすると交換する数量や金額があがるとともにユーザーに取って不利な形での約定になってしまったり、マイナーなトークンだとそもそも流動性がない為取引できるかすら危ういレベルでした。
当時のユーザーも元々DEXに対する認識としては「そういうものだ」という認識が主流ではありましたが、uniswapのようなAMM形式のDEXが台頭してくるとともにその認識が変わってきました。

現在AMM形式のDEXを利用して取引をしている方ならご存じかもしれませんが、トレードをする手順としてはとてもシンプルなものです。

もちろんDEXに限らず大小ともにCEXでの取引も専門的な知識を持たないと手順を理解できないかと言われればそういうわけではありません。

昨今の取引所は度合はあれどある程度はいつでも、誰でも取引ができるようにシステム化されています。

【DEXがAMMを導入する理由】

大前提として、取引所の運営における流動性の確保は非常に重要です。
誰でも取引ができるようシステム化されていても、ユーザーがおらず流動性が低い状態では取引所として機能しません。
既に出来上がっている大手の取引所であったり資本のある企業であればそういった懸念は解決可能であるかもしれません。

取引所を運営する場合、多大な資本が必要です。
DEXは非中央集権を目標としていますが、個人と企業では資本力に大きな差があります。
企業が運営する場合非中央集権とはかけ離れてしまい、個人が運営する場合は資本力がネックになってしまいます。

そこで起用されたのがAMMです。
一個人である運営者の場合どうしても資本がない為、資本力による流動性を担保できません。
しかし流動性をユーザーにプールしてもらい、インセンティブとして独自のトークンを配布することで流動性を確保した上でプールユーザーともwin-winな関係が築けるのです。

またそのトークンが上場したり、価値が上がったりすることで新たなユーザーがそのDEXに流入し稼働が上がることで好循環が生まれます。

この流れの一部が流動性マイニングですが、これの先駆けとなったのがuniswapであったと言われています。

uniswapの創業者であるHayden Adams氏は開発当初は一個人として運営を始めたと言われていますが2021年6月現在大手DEXと言われるほどに成長しました。

このように、運営者がAMM形式を起用する理由として、大きな流動性をユーザーに担保してもらうことで少ない資本でも運営をスタートすることができるという所にあります。

トア
トア

それって私でもDEXを運営できるってこと!?

GG
GG

理論上はな、それ以外にもいろんな課題はあるからそんなに簡単な話でもないぞい

トア
トア

確かによくよく考えたら取引所の作り方なんて知らないや…

GG
GG

そうじゃろうな…ここで解説したのは資本がない開発者が流動性を確保するのにAMM形式であることが適していたという話じゃ

トア
トア

なるほどね~私たちユーザーだけじゃなくて開発する人にも選ぶ理由があったってことね!

GG
GG

そういうことじゃな!さてそろそろ今回のまとめにいくぞい!

オーダーブックとAMMについての解説、まとめ

オーダーブックとAMMについて

・マーケットメイカーとは市場において流動性を提供する立場のことを指す

・オーダーブックとは現在の板の情報をもとに注文をする方式のことを指す

・AMMとは自律的に機能するマーケットメイカーという意味になり、ユーザーがプールしたLPトークンをもとに流動性を担保する方式

・AMMは取引所運営者からみてもメリットがあり、少ない元手でも市場に流動性を持たせることができる


いかがでしたでしょうか?
普段トレードをしていてそのシステムがどのような理由で使われているかなど気にすることは意外と少ないかもしれません。
こういった形で調べてみると案外おもしろいものですね♪
今回はAMMとオーダーブックについての解説でしたが今後も当ブログでは暗号資産にまつわる様々な話題を取り上げていきたいと思います♪
是非他の記事もご覧ください♪

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