【前編】Serumの子分?!搾取される側ではなく住み分け上手!なDEX、Raydium(レイディウム)について解説

トア
トア

ねえねえGG?搾取って言葉知ってる?

GG
GG

え…(いきなり重いんだけど)知ってるぞ

トア
トア

Raydiumって搾取される側なの…?

GG
GG

は?あー、DEXの話か、いや全然そんなことないぞ

トア
トア

…だって、Serumで教えてくれたじゃん、Raydiumの流動性はSerumでも使えるって、なんか私悲しくて…

GG
GG

…。

トア
トア

Serumから「おい、ジャンプしろよ~」とかってカツアゲさr

GG
GG

いやいや、昔のヤンキーじゃないんだから、仕方ない、Raydiumについて解説するからまずは誤解を解くんじゃ!

Serumと切っても切れない関係に位置しているRaydiumについて、まだまだ知名度が低いためご存じない方も少なくないかもしれません。
しかし、SerumとRaydiumはどちらも知ることで、機能を最大限に利用することが出来ます。
本記事では、Raydiumの基本情報と特徴、また今後について解説していきます。
こちらの記事は前編です。
前編では基本情報、特徴と今後について、後編では取引とFarmsの操作方法を解説します。

後編はこちら♪

Raydium(レイディウム)とは?

まずはRaydiumの基本情報と、その特徴について解説していきます。

【Raydium(レイディウム)の基本情報】

Raydiumとは、Solanaブロックチェーン上で構築されたDEXであり、基本情報は下記の通りです。

取引所名Raydium(レイディウム)
取引所種類分散型取引所(DEX)
通貨(トークン)名RAY(レイ)
ブロックチェーンSolana(SOL)

通貨のブロックチェーン上に構築されるDEXはその通貨の特徴を引き継ぎ、通貨の価値が上がることで手数料も上がります。
従来のDEXはほとんどがイーサリアムのブロックチェーン上に構築されており、手数料の高騰に頭を悩ませていました。
手数料問題を解決したとされているBSC(バイナンススマートチェーン)においても人気を博しましたが、BNBの価格高騰により手数料問題が再発されているといわれています。

現在、知名度は劣るものの高速で取引され、尚且つ手数料も安いSolanaブロックチェーンを採用しているRaydiumは、次に人気が出ると多くの投資家が期待しています。

Solanaについて知らない方は是非こちらをチェックしてみてください♪

【Raydium(レイディウム)の特徴】

Raydiumは下記の4点が特徴として挙げられます。

・共有流動性独自プール
・デュアルイールド
・オーダーブックにより指値注文等の高度な取引
・高速取引と安い手数料

順番に詳細を紹介します。

・共有流動性独自プール
Raydiumは独自のプールにより、SerumというDEXのオーダーブックに流動性を共有しています。
SerumとはFTXと親会社であるAlameda Researchにより企画されて誕生した、同じくSolanaブロックチェーン上に構築されたDEXです。
Serumについては、こちらの記事をチェックしてみてください♪

「Raydiumで提供された流動性がSerumでも利用可能」であると同時に、Raydiumを使用することでSerumのオーダーブックから取引することを可能としているのです。

・デュアルイールド
Raydiumには、Fusion Poolsというサービスがあります。
Fusion Poolsは、Raydiumとパートナーシップを結んだプロジェクトのトークンとRaydiumのトークンRAYをセットで流動性提供することで、Dual Yieldという形で二重で報酬を得られる仕組みを指します。
具体的には、パートナーシップを結んだAトークンとRAYをFusion Poolsに預けたと仮定します。
・Aでは205%の年利
・RAYでは60%の年利

本来であればどちらかしか受け取れないところを、AとRAYを合計した265%という二重の報酬を受けられるシステムです。

・オーダーブックにより指値注文等の高度な取引ができる

画像はRaydiumとSerumそれぞれのトレード画面です。
どちらもRAY/USDTの取引ペアを選択していますが、数値が同じであることを確認出来ます。
Raydiumでは従来のAMMを搭載しSerumに流動性を共有、またSerumの特徴であるオーダーブックにアクセスを可能としており、お互いの役割を明確にしています。
また、このオーダーブックを監修したのはFTXであるため、従来の取引所同様、指値注文等の高度な取引が可能です。

・高速取引と安い手数料
基本情報で解説しましたが、RaydiumはSolanaのブロックチェーン上に構築されており、Solanaの特徴が反映されています。
処理速度が早いとされているリップルでも1秒間に1500TPSとなっており、Solanaは1秒あたり50000TPSという、クレジットカードに迫る処理速度を持っています。
※TPSはトランザクションの処理(送金速度)です
リップルについてはこちらの記事をチェックしてみてください♪

また、Solanaの手数料は非常に安く、送金時の手数料は$0.00005程度です。
このようにSolanaの特徴を引き継いでいるRaydiumについても処理速度と安い手数料は評価を受けており、”次に流行するDEXはSerum、Raydium”と断言する投資家も少なくありません。

GG
GG

このように、Serumはヤンキーでもないし、Raydiumはいじめられっ子でもない

トア
トア

よかった…あ、でもさGG!Raydium使う意味ってあるの?

GG
GG

(話をほとんど聞いてないのかな?)デュアルイールドは熱いじゃろ普通に

トア
トア

そうなのかな?だって他のDEXよりも年利低いよ?デュエルしたとしても

GG
GG

デュアルな、デュアルイールド。急にカードバトルをするんじゃない、というか意外と見ておるのう…

トア
トア

だって年利がいい方がいいのは当たり前でしょ?

GG
GG

それはそうじゃが…納得できるようRaydiumの今後について解説するぞい!

Raydium(レイディウム)の今後はどうなる?

Raydiumの基本情報と、特徴について解説しましたが、ここでは今後について考察していきます。

【AMM型DEXが抱える問題】

ブームとなったDEXはAMM型がほとんどですが、AMMにおいてもメリットとデメリットが存在します。
現在はメリットの方が表に出ていますが、いずれ多くのDEXが直面する可能性のあるデメリットについて解説します。
自身の保有している資産を他の通貨に変換したい場合、”取引”、”両替”、”スワップ”等様々な表現が可能ですが、ほとんどのDEXでは変換をすることをSwapといいます。
これ以降の解説はAMMを利用した変換を”Swap”と表現します。

どのようなDEXであってもSwap時にレートが異なる場合があります。
これはAMM型DEX特有のSlippage(スリッページ)によるものです。

「USDTをRAYに変換」という条件で例えた場合、SwapするユーザーはUSDTをプールに入れてRAYを持ち出します。
画像は極端な例ですが、Swapにより持ち出されたプール内のRAYは相対的に減少します。
1対1の均衡が崩れたプール内では、USDTに対するRAYの価値が上がり、逆にRAYに対するUSDTの価値が下がることを指します。
この現象をSlippageと呼び、当然100USDTをSwapした場合と10000USDTをSwapした場合とでは、後者のほうがプールのUSDT-RAY比に与える影響は大きく、1USDTと交換できるRAYの量が減少します。

AMM型DEXにおいて、十分な流動性が無いプールで多額の取引を行うのが推奨されないのはこのためです。
知名度の高いDEX上のプールは基本どれも十分な流動性がありますが、それでも数千~数万ドルをSwapしようとすればSlippageが大きくなるのは仕方のないことです。
Raydiumは今後直面する可能性の高いSlippageをカバーするためにSerumのオーダーブックへのアクセス、パートナーシップ制度により、強みを活かしつつ弱点を克服しているといえます。

【他のDEXとの統合と共生関係】

様々な特徴を持ち合わせたDEXであるRaydiumですが、SushiSwapとの統合で注目を浴びています。
SushiSwapといえば、5月29日時点でのTop Blockchain Dappsのランキングで25位と上位に並ぶ有名なDEXの一つです。
SushiSwapはイーサリアムのブロックチェーン上に構築されており、手数料の高騰が課題となっていました。
今回のRaydiumとの統合は「ボンサイ」という名称で企画されており、SushiSwapの流動性プールをRaydiumと共有するというものです。
元々Solanaの特徴としてbridgeという機能がありますが、この特徴を活かした統合といえます。
まずは2021年の第一四半期中にRaydiumのテストネットで「ボンサイ」をテストし、その後Salonaブロックチェーンのメインネット上で本番稼働させると発表がされています。
統合後はSushiSwapのサイト上で新たなサービスが追加される形となり、SushisuwapのユーザーがRaydiumを利用する可能性をも示唆していると言えるでしょう。

また、新たな特徴を持つDEXが続々と誕生する中、ユーザーの分散が懸念されており、
このユーザーの分散が起こると、利用者が少ないDEXは機能を果たせなくなってしまいます。
このような状況を生まないためにもパートナーシップや統合、他のDEXの機能へアクセスできるRaydiumは今後のDEX戦国時代に生き残ることのできる運営がされているといっても過言ではありません。

トア
トア

あぁ!それでタイトルが住み分け上手なのね!

GG
GG

そうじゃ、他のサービスと提携することで強い土台、また最大限にその特徴を活かすという立派な共生関係を築いているといえるじゃろう?

トア
トア

うんうん、Serumの子分なんてものじゃないね!最初はSerumが黒幕だと思ってたけど!

GG
GG

黒幕っていうのは分からんが、どちらも今後発展に期待ができるDEXであることは間違いないぞい

トア
トア

では、今のうちに…

GG
GG

まてまて、操作方法については次回教えてやるから、今日はここまで!まとめにはいるぞい!

【前編】Serumの子分?!搾取される側ではなく住み分け上手!なDEX、Raydium(レイディウム)について解説、まとめ

Raydiumは
・solanaブロックチェーン上に構築されたDEX
・特殊な共有流動性独自プールを搭載、提供された流動性はSerumと共有されている
・デュアルイールドという機能により、パートナーシップを組んだ通貨をペアにした流動性を提供することで二重で報酬を獲得できる

・Serumのオーダーブックにアクセスが可能
・Solanaの特徴を引継ぎ、高速で安い手数料での取引が可能
・AMMが抱えるSlippage問題について、共有プールとオーダーブックを用いることで克服している
・SushiSwapとの統合「ボンサイ」プロジェクトが発表されている


いかがでしたでしょうか?
今回は話題になりつつあるRaydiumについて基本情報と特徴を解説しました。

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