いわくつき通貨!?EOSについて解説!

トア
トア

ねえGG……………

GG
GG

どうしたんじゃ?

トア
トア

実は暗号資産でいわくつきの通貨があるって知ってた??

GG
GG

EOSじゃな

トア
トア

なんだ…知ってたの…

GG
GG

さすがに知っておるじゃろ…

トア
トア

これって一体どういうことなの?

GG
GG

まあ色々なことがあったからのう…今日はEOSのあれこれについて解説するぞい!

皆さんはEOSという暗号資産をご存じでしょうか。
色々な面での話題を呼んだ経緯があるので、良くも悪くも有名な通貨かもしれません。
本記事ではそんなEOSの特徴などを客観的に解説していきたいと思います。

EOSの特徴とは?

EOS(イオス)とは、通貨名、通貨の単位共にEOSであり、分散型アプリケーションであるDappsの基盤にもなっている暗号資産です。
Dappsと言えばイーサリアムを思い浮かべる方も多くいるかもしれませんが、イーサリアムよりも優れた点を持ち合わせている点から「イーサリアムキラー」と呼ばれることもあります。
ここでは本記事で紹介するEOSの最たる特徴をご紹介します。

【EOSのコンセンサスアルゴリズム】

これまで、本ブログでは暗号資産にまつわる様々なワードやシステムについて解説してきました。
その中でコンセンサスアルゴリズムについても解説しましたが、EOSで起用されているアルゴリズムもまたユニークなものとなっています。

EOSで起用されているコンセンサスアルゴリズムは以前の記事でも少し解説しているDPoS(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)です。

コンセンサスアルゴリズムについては以前記事にしているため是非こちらもご覧ください♪

DPoSは直訳すると【委任された資産の証明】となります。
直訳のみであればいまいち意味がわかりずらくなってしまいますが、端的に解説をすると、
①EOSを持っているユーザーへ保有量に応じて投票権が与えられ
②その投票権をもつユーザーの投票によってマイナーが選定される

ということです。

これまで解説してきたコンセンサスアルゴリズムには各々メリットもありましたが、デメリットも存在しています。

ここではPoWとPoSを例に挙げてデメリットを比較してみましょう。

PoWのデメリット:消費電力大きさ
マイナー競争が過熱するとともに電力消費が大きくなる為、環境への負担が大きいという事になります。

PoSのデメリット:通貨の取引量の減少に伴う、流動性への妨害
環境問題にまで発展したPoWのデメリットを解消する為に開発されたのがPoSです。
PoSは資産の保有量によってブロックを生成する権利が与えられます。
そうすることにより、計算量ではなく資産量によるものなので、
大きな電力を消費するマイニング競争が起こらなくなると言われてきました。
PoSでブロックの生成権を得られるユーザーは長期間、大量に通貨を保有することで、マイニングを有利にします。
しかし、その通貨の取引量は必然的に下がりますので、流動性が妨害されてしまうのです。

DPosのデメリット:開発者に影響される
本題であるEOSで起用されている、DPoSに目を向けてみましょう。
前述した通り、「投票権を持ったユーザーがマイナーを投票で決める」というコンセンサスアルゴリズムですが、この場合PoWで懸念される競争過熱による環境負担とPoSで懸念される資産の寡占による流動性の低下は防げる事がわかります。
よってDPoSはこの二つのコンセンサスアルゴリズムの代替になりえると期待されてきました。
また、DPosはPoWやPoSに比べ、承認速度が早い事でも知られています。
DPoSにもデメリットと言える部分があることもまた事実です。
いくら投票制の民主的な形を取っているとはいえ、資産の多いユーザーが投票権を得るため、集権的に感じる部分があります。
資産を多く持つユーザーが、わざわざ価値を落とすような真似はしない事は前提ですが、デメリットとして挙げられるでしょう。

さらに、EOSのマイニング報酬は開発者負担しています。
ということは開発者側に何らかの問題が起きて報酬を支払えなくなった場合、現状の手数料がかからないというメリットが失われる可能性もるのです。

【現在のEOSの市場価値は?】

EOSは2017年~2018年の間にICOを実施しています。
当時ICO史上最高額となる40億ドルもの資金を調達した後、2018年の時価総額ランクでトップ10入りを果たしています。
ここではそんなEOSの現在の市場相場を解説していきます。

※coinmarketcapより

2021年5月現在のEOSのチャートです。
現在の日本円価格は約1,184円程、時価総額約11億円になります。
coinmarketcapでのランキングは18位となっており、現在でも注目を集めている通貨であることがわかります。

※coinmarketcapより

EOSですが、2021年5月5日から5月12日にかけて2倍以上の価格急騰を見せており、その背景にはある1つの発表にあったといわれています。

EOSの開発などを行うBlock oneという会社の子会社にあたる、「Bullish Global」という会社を設立するという内容の発表でした。
そしてBullish Globalは資金調達にて、1兆円規模の調達に成功したとのことです。
出資に参加したのはあのピーターティールや野村ホールディングスなど、私たちも耳にするような面々であったことも大きな要因でした。

このBullish Globalですが、DefiとCefiをかけ合わせた新たな暗号資産取引所の運営を目的としているようで、そんな目新しさからもEOSの注目が高まる要因になったようです。

トア
トア

一兆円って想像もつかないようなお金だよね…

GG
GG

もちろんBlock oneからの出資も大きいと思うが、それでもすさまじい金額じゃのう

トア
トア

あれ?EOSが高騰しているのはわかったんだけど、最初に言ってたいわくつきって一体どういう事なの?

GG
GG

そうじゃったな、こんな凄いニュースの話しをしたもんだから忘れておったわい

トア
トア

そっちも教えてよ!

GG
GG

そうじゃな、今高騰しているEOSじゃがいろんな事があったのう

「いわくつき」とは?

持っている性能、ICO結果、価格推移、どれをとっても華々しいスタートを切り、現在も安定した価値を維持していると思われるEOSですが、実は「いわくつき通貨」と言われています。
ここではなぜEOSがいわくつきと言われて来たのかをお話したいと思います。

【2400万ドルの罰金】

軽く触れた通り、EOSは2017年から2018年にわたる1年間ICOを実施し、その1年間で調達した資金はなんと40億ドルにものぼっています。

暗号資産関連のニュースでは皆さんも耳にしたことはあるかもしれませんが、
その一件が原因で2019年10月、EOSを運営するBlock oneはアメリカの証券取引委員会から2400万ドルの罰金を課されることになったのです。
これはICOを実施する際、未登録のまま進めてしまったが故に連邦証券法に違反しているとみなされてしまった為です。
現在は和解しており、罰金も支払う事になったようですが、イメージダウンは避けられないものでした。
そしてこの一件でEOSを購入していた投資家達から多大な不利益を被ったと集団訴訟を受ける事にも発展しているのです。

【詐欺案件のターゲットに】

皆さんはポンジスキームをご存じでしょうか?
ポンジスキームとは「出資してもらったお金を運用しその利益を配当として出資者に還元する」と謳い、運用はせず実際は後から出資されたお金を先の出資者に配当金として渡すことであたかも利益が出ているかのように見せる詐欺の一つです。
暗号資産の世界でも1週間で利回り40%などというポンジスキームのような詐欺案件が乱立することもありました。

2020年、中国では「PlusToken」という多額のEOSが身元不明のアドレスに出金される事件がありました。
このPlusTokenでの被害額は約30億ドルにものぼると言われています。

また同じ年である2020年EOS EcosystemというEOS専用ウォレットが突如閉鎖する事件が起こりました。
この際ウォレットの運営者によって5200万ドル相当の資金が持ち逃げされたとされています。
EOS Ecosystemはねずみ講を行っているという疑いで8000万ドル規模の裁判がおこなわれています。

さらに同年9月Emerald Mineと呼ばれるEOS上で提供されているDefiプログラムでは、預けられているはずの資産が身元不明のアカウントに送金されたとして出口詐欺の疑いがかけられています。
ここで移動された資金はUSDTやEOSなどを併せ、総額250万ドルにのぼったそうです。

【ハッキング被害が頻発】

とあるVPNプロパイダによると2020年代のハッキング被害について、EOSベースの分散型アプリケーションが標的になったハッキングが最も多く成功しているとも言われています。
実際に2018年以降EOSのハッキング被害が立て続けに起こったため、その安全性への疑問視は加速することになりました。

【EOSの創始者の一人が退職する】

EOSの創始者の一人であり、プログラマーとしても名高いダニエル・ラリマー氏がBlock oneを退職するという一件が起こりました。

これは2021年1月にラリマー氏自身のブログで発表したことであり、
2020年12月31日をもって退職していたようです。

ラリマー氏からは退職の理由について明確な言及はされていませんが、ネガティブなニュースであることは間違いがありませんでした。

トア
トア

ひぇ~そんなことが2.3年の間に何回も行っちゃったんだね…

GG
GG

そうなんじゃ…どれもこれもEOSにとっては悪い印象を植え付けてしまうニュースじゃったからのう、だからいわくつきとか言われてるんじゃよ…

トア
トア

でもでも!この最近発表されたニュースで高騰しているってことはみんな期待しているってことだよね!

GG
GG

そうじゃ!特にアメリカなんかは過去よりも現在、再スタートを応援する風潮もあるぐらいじゃから今後のEOSにはいい意味で注目もしているんじゃろう!

トア
トア

がんばれEOS!

GG
GG

こんなところで今回の事をまとめていくぞい!

いわくつき通貨!?EOSについて解説!、まとめ

EOSとは、
・EOSではDPoSというコンセンサスアルゴリズムが採用されており、PoSやPoWに代わるものとして期待されている

・現在の市場価格は高騰中であり、その背景には巨額の資金調達に成功した子会社の設立が大きな要因とされている

・EOSはいわくつき通貨とも呼ばれていたが、それはネガティブニュースが立て続けに起こったことによるもの

いかがでしたでしょうか。
確かにEOSは過去のネガティブなイメージを払拭できないユーザーも多くいらっしゃるかと思います。
ですが今回の巨額の資金調達に成功したBullish Globalの一件や、その後進めていく新しい暗号資産取引所などは暗い過去を拭う第一歩になるかもしれません。
本記事をご覧になったことをきっかけにEOSを扱ってみるいいきっかけになれたらうれしく思います♪

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