両建てとは?使い方などを詳しく解説!

トア
トア

ねぇ、GG!FXって、安く買って高く売ったり、高値で売って安く買い戻したりする稼ぎ方もできるじゃん?

GG
GG

そうじゃな!そんな稼ぎ方もできる数少ない投資商品とも言えるのう

トア
トア

売っても買っても利益になるなら両方したら簡単に稼げるんじゃないの?!

GG
GG

…それは、両建てがしたいということか?

トア
トア

…ん?両建て…?

GG
GG

まさか、両建てということも知らずに思い付きでしようとしておったのか?!

トア
トア

ちょっと思いついただけだよ…

GG
GG

仕方ないのう…良い機会じゃし、今日は両建てについて教えようかのう!

トア
トア

うん!教えて!気になる!

皆様の中にも「両建て」という言葉を耳にしたことがある方は多くいらっしゃると思います。
しかし、「両建てってそもそも何?」「両建てはしてみたいけど詳しく分からない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな「両建て」について詳しく解説していきたいと思います。

両建てとは?

両建ては、「買い」ポジションと「売り」ポジションの両方を保有することを言います。
買いと売りの両方のポジションを持つことによって、利益と損失が相殺されることで損失を抑えたり、新たに利益を生み出すこを目的として使用されます。

※国内のFX業者によっては、両建てができる所とできないところがあります。

【両建ての主な活用方法】

両建ては、買いと売り両方のポジションを同時に持つだけという簡単な内容ではありません。
戦略がないとうまく利益に結びつけることができないので注意が必要となります。
そこで、両建ての主な使い方をいくつかご紹介したいと思います。

①上昇・下降トレンドで両建てする
基本な両建ての活用方法として、上昇トレンドと下降トレンドの見極めがあります。
どんなに強い上昇トレンドや下降トレンドが発生している際でも、相場が常に一方方向に進むということはなく必ずしも考察通りに動くとは限りません。
日足単位でみると、必ずどこかで押し戻しがあります。
このタイミングで両建てをすることによって利益を得ることができます。

例:上昇トレンドが発生している状態の場合、上昇トレンドが終わるまで買いのポジションを維持することができると、かなりの利益が得られます。
さらに、押し目が発生したタイミングで、売りポジションをとると、両方のポジションから儲けを得られるのです。
※押し目=上昇基調にある局面で一時的に価格が下押しすること

この方法は、つなぎ売りと呼ばれており、両建ての活用方法として最も広く知られています。
しかし、このつなぎ売りはそれほど簡単とは言えません。
押し目と戻しのタイミングを見誤ってしまうと両建てにより、さらに損をしてしまう場合もあります。
両建てをうまく使いこなすには、押し目と戻しをしっかりと押さえておくことがとても大切です。
押し目と戻しをきちんと判断できるようになることで、両建てが有効に使えるようにもなり、勝率もぐんと上がると思います。

②長期トレードの中で短期的に利益を狙う
この方法は両建てにおいてよく利用される方法で、中長期トレンドの波形の中で戻りを狙った使い方です。

例:波形を形成しながら上昇トレンドになっている場合、買いポジションを持っていれば勝手に利益が増えていきます。

しかし、波形を形成するために値動きが戻ってくるところがもったいなく感じてしまいます。
この場面で売りポジションを持っていると、戻りの値動きも無駄にはならず、利益にできます。
中期のトレンドで大きく利益を伸ばしながら、短期のトレンドで戻しをとっていくということです。
これは、こまめにチャートを確認しながら素早い判断も求められるため、じっくりトレードに集中できる時間が必要となります。

③含み損を相殺する
両建ては、損失の拡大を防ぐためにもよく使われています。

例:価格が上がると予想して買いポジションを持ったものの、予想に反して下落してしまった場合、売りポジションを持つことでそれ以上の損失を食い止めることが可能になります。

下落が続いた場合は今の損失以上の損失を生むことはありませんし、仮にレートが戻った場合には、売りポジションをプラスのうちに決済してしまいます。
さらに、買いポジションがプラスに転じた所で決済すると両ポジションで利益を生むことができるのです。
損失がプラスになるまでの猶予を作れるので、一定の値幅を上下しているレンジ相場にかなり有効的な戦略だと言えますが、一方の方向にレートが動き続けている相場では損失を取り戻すことが出来ず、むしろ損失が拡大することもあるので注意しましょう。

④経済指標が発表されてから取引する
経済指標の発表後は相場が大きく変動するという傾向があります。
そのため、大きな利益を狙いやすいのです。
ただし、その分リスクも大きくなります。
そこで利用するのが両建てです。

例:経済指標発表後に、買い売り両方のポジションを持ちます。
その後、どちらかに大きく傾いたら利益が出たポジションだけを決済します。

傾いていない方のポジションは含み損の状態になるので、半分程度がプラスに戻ったタイミングで決済します。
もしも、第二波でまだ含み損になってしまう場合、すぐに決済することで大きな損になるのを防ぐことができます。
この様な経済指標発表後を狙った取引もリスクは高いと言えます。
ですので、自分のペースにあった手法で取引を行いましょう。

トア
トア

なるほど…なんか、使いこなすのって結構難易度高そう…

GG
GG

そうじゃな…初心者向けとは言い難いかもしれないのう

トア
トア

なんか、ただ買いと売り両方のポジションを持っていればいいだけかと思ってたからもっと勉強してからしてみようかな!

GG
GG

簡単そうに見えるんじゃが、タイミングが難しかったりで大損になるケースもあるからのう

トア
トア

でも、使いこなせるようになったらもちろん良いこともたくさんあるんだよね?

GG
GG

うむ!あるぞい!

トア
トア

両建てのメリットとデメリットも教えてほしいな!

GG
GG

そうじゃな!じゃあ、次は両建てのメリット・デメリットについて話していこうかのう!

両建てのメリット・デメリット

いくつかの活用法をご紹介しましたが、次は実際に両建てにはどんなメリットとデメリットがあるか解説していきたいと思います。

【メリット】

両建てのメリットは下記の4点があります。
※両建ては以前節税対策として用いられていましたが、昨今法令が変更されており必ずしも節税ができるとは限らない為、本記事では省略とさせていただきます

①長期のトレードをしながら短期のトレードができる
買いと売りの両ポジションを持つ両建てでは、長期トレードの即金制を補う戦略としてかなり有効だと言えます。
活用方法の②でお話しした使い方ができるようになると、スイングトレードやデイトレードなど数時間から数日かけて利益を狙う方法に、スキャルピングのような短時間で利益を狙う即金性を加えることができます。

②価格が変動した際の損失を押さえられる
マーケットのトレンドが上昇するか下落するかの見極めが難しいタイミングがあることがあります。
この時に、両建てしておくことで価格がどちらに動いても柔軟に対応することができるようになります。
もちろん両建てを活用することが難しい場合も多々ありますが、両建てを選択肢に入れておくことでトレードの幅を広げることができます。

③スワップポイントの運用のリスクを回避
※スワップポイント(金利差調整分)=2国間の金利差から得られる利益のこと
両建てをすることによって、為替差損のリスクを最小限にすることができるので、スワップポイントも着実に狙うことが可能になるのです。

④メンタル面の負担軽減
両建てをしておくことで、価格の変動が一方に大幅に傾いたとしても、メンタル面での不安を軽減させることができます。
買いと売りのどちらか一方のポジションだけを持っていた場合、予想と反した動きをした際、「このままでは損失が大きくなってしまう…」という気持ちが働いてしまうことで、落ち着いた判断ができない状況があるかと思います。
投資を行う上で正しく判断する上では、メンタル面がとても重要となるのでこのメリットは大きいとも言えます。

【デメリット】

両建てのメリットは下記の点があります。

①スプレッドが増えてコストがかかる
買いと売りの両方を同時に持つことになるので、当然スプレッドが2倍になります。
※スプレッド=ある時点でFX取引をする際の買値(ASK)と売値(BID)の差額のこと
そのため、両建てを乱発してしまうとスプレッド分のコストがかかってしまい、利益をかなり圧迫してしまうので注意が必要です。

②決済のタイミングが難しい
両建てでは、売りと買いをどちらも保有しているので、利益と損失の両方が出ている状態になります。
そのため、利益を手仕舞いするのに合わせ、損失が出ている方をどうするのかも考えておかないといけません。
※手仕舞い=株式や為替などの取引において、保有しているポジションを決済することにより、現金化することを指す相場用語
これを放置してしまうと、損失がどんどん大きくなってしまう可能性があります。
損失を最小限にするためには、マーケットの動きを見極めつつ、徐々に買いと売りのバランスの調節をする技術も必要となってくるので、初心者の方がいきなり両建てを使いこなすことは難しいかもしれません。

③有効証拠金の維持が大変
FXではトレーダーの資金を守るため、証券会社に預けた資金(証拠金)を必要証拠金と有効証拠金に分けて、有効証拠金のみを使いトレードできる仕組みになっています。
複数のポジションを持つ場合、この有効証拠金の維持に気を付けないといけません。
複数のポジションを持つということは、大きい利益だけでなく大きい損失も生まれていしまう可能性もあり、強制ロストカットにあってしまう可能性も高くなります。
※強制ロストカット=FX会社のシステムによりすべてのポジション(通貨を「買っている」または「売っている」状態)が強制決済されてしまうこと
ポジションが増えることで有効証拠金の変動も大きくなってしまうことも考慮しつつ、ロットを調整しながら有効証拠金にゆとりを持ってトレードができるようにしましょう。
※ロット=取引通貨量の単位のこと指し、ロットを自ら調節することで、取引の数量を決めることができる

GG
GG

どうじゃ?両建てについて詳しく話してきたんじゃが、理解できたかのう?

トア
トア

うん!ちゃんとメリット・デメリットも分かったし、もう少しFXに詳しくなったら使ってみようって思った!

GG
GG

そうじゃな!まだ最初のうちは両建てはせず、他の簡単な方法を試す方がいいかもしれないのう

トア
トア

今日も分かりやすい解説ありがとう!GG!

GG
GG

うむ!最後のまとめもしっかり読んで今日の内容を復習するんじゃよ!

両建てとは?まとめ

両建てとは、
・「買い」ポジションと「売り」ポジションの両方を保有すること
・国内のFX業者によってできる所とできない所がある


両建ての主な活用法には、
・上昇・下降トレンドで両建てする
・長期トレードの中で短期的に利益を狙う
・節約対策する
・含み損を相殺する
・経済指標が発表されてから取引する
などがある。


両建てのメリットは、
・長期のトレードをしながら短期のトレードができる
・価格が変動した際の損失を抑えられる
・スワップポイントの運用のリスクを回避
・税金の対策ができる
・メンタル面の負担軽減
という点がある。


両建てのデメリットは、
・スプレッドが増えてコストがかかる
・決済のタイミングが難しい
・有効証拠金の維持が大変
という点がある。


いかがだったでしょうか?
今回は数あるトレード方法の中から、両建てについて詳しく解説しました。
両建てはFX初心者の方が使いこなすにはなかなか難しいものがあります。
しかし、慣れて来た頃に両建てを使うとさらに快適な取引をできることと思います。
皆様もぜひ自分に合ったトレード方法を見つけて見てください。

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