pipsとは?分かりやすく解説!

トア
トア

ねぇ、GG!マイナス1pipsとかプラス10pipsとかをよく目にするんだけど…

GG
GG

うむ!それがどうしたんじゃ?

トア
トア

…pipsってなに?!

GG
GG

そうじゃな…値動きを表す単位のことと言えば分かりやすいかのう?

トア
トア

どういうこと?!何で、円とかドルじゃないの?!

GG
GG

異なる通貨でも単位がわかりやすいように円やドルではなくpipsが使われておるんじゃよ!

トア
トア

うーん…あんまりピンと来ないよ…

GG
GG

そうじゃな!じゃあ、今日はpipsについて詳しく話していこうかのう!

ネット上などでFXのトレード結果を確認する際、「今日はプラス○○pipsでした」と言ったように、pips(ピップス)を使った表現でトレード結果を表しているものを良く見かけると思います。
中には、なぜ円やドルで表さず、わざわざpipsを使うのか?そもそもpipsってなに?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回の記事ではpipsについて詳しく解説していきたいと思います。

pipsとは?

pipsの読み方はピップス、ピプス、ピピなど人によって様々です。
pip(ピップ)とはPercentage In Point(パーセンテージ・イン・ポイント)を短縮したもので、pipsとはpipの複数形のことです。
FXの世界における値幅の最小単位の事で、為替が変動するときの最小値の事を1pipsといいます。(最近では下3桁まで表示していることが多く、その場合は下3桁目は0.1pipsと表現します。)

異なる通貨でも単位がわかりやすいように円やドルでなくpipsを使うようにしています。
このpipsの値は通貨ペアによって異なりますが、ドル円では0.01円(1銭)、ユーロドルでは0.0001ドルというように決まっています。
主要通貨の1pipsは下記の通りです。

主要通貨の1pips
日本0.01円(1銭)
アメリカ0.0001ドル
イギリス0.0001ポンド
ユーロ圏0.0001ユーロ
ニュージーランド0.0001ニュージーランド

【 獲得pipsの表現方法】

例えば、1ドル=100.10円のドル/円でエントリーしたとします。
その後、レートが100.25円になった時に決済すると15pipsの利益となります。
このようにして得た利益を「+15pips」「15pipsの利益」などど表現します。
しかし、実際にはトレード毎に「スプレッド」と呼ばれる取引手数料が発生しますので、常に手数料分は利益から差し引かれています。
スプレッドの金額は、通貨ペアやFX業者によっても異なりますので、ご注意ください。

トア
トア

なるほど!pipsって単位のことで、日本円では0.01円が1pipsだったんだ!

GG
GG

うむ!pipsが何かについては分かったかのう?

トア
トア

うん!pipsが何を示しているのかは理解できたんだけど…

GG
GG

どうしたんじゃ?納得いってなさそうじゃな

トア
トア

1pipsが0.01円のことなら、何で0.01円じゃなくて、わざわざ使い慣れてないpipsで表すの?

GG
GG

そうじゃな…pipsが使われるのにはちゃんとそれなりの理由があるんじゃ!

トア
トア

理由?なに?

GG
GG

うむ!じゃあ、次はpipsが使われる理由を話そうかのう!

pipsが使われる理由

なぜFXではpipsという単位を使わなければならないのでしょうか?
FXでpipsが使われているのは主に下記の3つの理由があります。

①世界の異なる通貨でも比較しやすくするため
FXのトレードでpipsが採用されている1つ目の理由は、通貨ペアを問わずトレードパフォーマンスやスプレッドなどの表記ができ、それぞれを比較しやすいからです。
例えば、ドル/円やポンド/円など、円がペアとして組まれている、クロス円と呼ばれる通貨ペアの場合は、「円」や「銭」といった表記で比較しても構いません。
しかし、ユーロ/ドルやポンド/ドルのような通貨ペアの場合は、「円」や「銭」といった表記が不適切になってしまいます。
このような通貨ペアは日本円が全く関係してこないので、そもそも円で表記することができません。
その一方でpipsを用いれば、どの通貨ペアでも同じように損益やスプレッド差などについても表記することができます。

例えば、一日のトレード成果は「今日は25pipsの利益が出た」などとよく表現されます。
一日のトレード成果を表現するのにpipsを使った場合は、ドル/円でもユーロ/ドルでも通貨ペアの違いに関わらず同じように表現することができ、比較しやすくなるのです。

②pipsは円では表現できないトレードパフォーマンスを表記できる
2つ目の理由としては、取引数量に関係なくトレード成果などを伝えることができるという点です。
例えば、「FXで10万円の利益が出た」場合、10万円の証拠金で獲得した場合と100万円の証拠金で獲得した場合ではパフォーマンスが全く異なります。
Aさんは、10万円の証拠金で10万円獲得しました。
一方、Bさんは、100万円の証拠金で10万円獲得しました。
この場合、10万円という証拠金で10万円の利益を獲得できたAさんの方が、100万円の証拠金で同じ利益を獲得したBさんよりトレードが上手かったということになります。
それを正確に評価するために、金額ではなく値動き幅のpipsで表します。
この場合ですと(諸条件は省略します)、例えばAさんは100pips、Bさんは10pipsのもうけと言えます。
そのためpipsでは、単純に利益を「○○万円」と円で表記しただけでは分からないパフォーマンスの良し悪しの見分けが可能になります。
また、トレードの成果は公開したいけど実際にトレードで獲得した成果を金額では公開したくないという場合、pips表記を使ってみると、金額ではなく単純なトレードのパフォーマンスを公開することができます。
このようにpipsを使えば取引数量や獲得した利益の額に関係なく、その人のトレード成果などを表記することができます。

③自分の運用成績を記録する
3つ目の理由としては、pipsは自分の取引の成績にも使うことができるという点です。
記録をつける際に、「〇〇円プラス」と金額ベースだと資金がいくらだったかによって得た利益の割合も変わってきてしまいます。
そこで、pipsで記録をつけるようにすると一定の基準で成績を記録することができ、成績を見やすくまとめることもできます。

GG
GG

どうじゃ?pipsが使われるのにはちゃんと理由があったじゃろ?

トア
トア

うん!なんで使い慣れないのに使うの?って思ってたけど、pipsの方が分かりやすいじゃん!ってなった!

GG
GG

うむ!プラス〇〇円と表すだけじゃ分からんこともあるからのう!そういう時に役立つのがこの、pipsなんじゃよ!

トア
トア

ねぇ、GG!さっそく自分の利益をpipsで表したいんだけど、どういう風に計算したらいいの?

GG
GG

そうじゃな!じゃあ、次は計算方法を分かりやすく解説していくぞい!

pipsの計算方法

pipsは全ての通貨に共通して使うことができる単位ですが、通貨とその時のレートによって金額が変動します。
ドル/円の場合の簡単な計算式は下記のとおりです。
・(0.0001)×(ドル/円のレート)=(1pips)円
例えば、レートが「1ドル=¥100」の場合は、0.0001 × 100 = 0.01円で、1pipsは0.01円つまり、1銭です。
それに自分の取引通貨単位を掛ければ実際の利益金額となります。
・(獲得pips) × (1pipsあたりの換算利益) × (取引通貨単位) = (利益)
上記のように「1ドル=¥100」で「1,000通貨単位」の取引をした場合の1pipsあたりの利益は 1 × 0.01 × 1,000 =10円で10円の利益となります。
取引する通貨ペアが「ユーロ/ドル」のようにクロス円以外の場合は、1pipsあたりの単位を換算して考えると良いでしょう。
しかし、実際にトレードをしている時には利益・損益はそのまま円で示してくれますので、トレーダーがその都度計算する必要はありません。

GG
GG

どうじゃ?計算方法について話したんじゃが、分かったかのう?

トア
トア

う、うん!

GG
GG

(ん?なんか怪しいのう…)では、トア!問題じゃ!

トア
トア

?!

GG
GG

レートが1ドル=200円の時、5,000通貨単位の取引をした場合の利益は何になるか答えてみるんじゃ!

トア
トア

え、えっと…

トア
トア

GG
GG

仕方ないのう~、0.0001×200=0.02で獲得pipsは2じゃろ?

トア
トア

うん!

GG
GG

2×0.01×5,000=100円、つまり、100円の利益ということじゃ!

トア
トア

そういうことか!やっと理解した!もう1問出して!

GG
GG

そうじゃな…レートが1ドル=100円の時、5,000通貨単位の取引をした場合の利益はなんじゃ?

トア
トア

えっと…50円!

GG
GG

うむ!正解じゃ!やっと理解したみたいじゃな!

トア
トア

うん!もう完璧!

GG
GG

それならいいんじゃが、後は、もしクロス円以外の場合は、1pipsあたりの単位をちゃんと他の通貨の単位にして計算するのを忘れないようにするんじゃよ!

トア
トア

うん!ちょっと最後の計算で戸惑っちゃったけど、ちゃんとpipsがどんなものか理解できた!ありがとう!GG!

GG
GG

待つんじゃ、トア!注意点もあるからのう!それを最後に話しておしまいじゃ!

計算方法の注意点

pipsは、トレード成果やスプレッドなどを表示するのにとても便利ですが、注意すべき点もあります。
それは必ずしも表示される「桁数」が同じではないということです。
特にFX会社が提示するスプレッドの表記には例外があります。
どの値が1pipsを表しているのが混乱する可能性もありますので注意が必要です。

・小数点第3位は0.1pips
「ドル/円」の場合、「1pips」は「0.01円」であると説明しました。
この場合、FXのトレード画面の表示では下記のように表示されます。

しかし利用するFX会社によっては、表示される桁数が下記のように表示される場合があります。

この場合、小数点第3位の値は「0.1pips」となります。
このように表示されることで、「0.1pips」単位まで意識してトレードできるため、為替の細かな変動も確認ができ、これからFXを始める場合は、FXの世界での値動きをより強く実感できると思います。
またスキャルピングなどの短期売買での取引を行う場合には、0.1pipsという単位が重要になってきます。

・pipsで損切は危険?!
FXできちんと利益を出せるようなトレードをするためにはpipsをきちんと理解する必要があります。
その一方で、まだFXを始めたばかりの初心者の方がpipsにこだわり過ぎると失敗するケースもあるので注意が必要です。
上記でもお話ししたように、pipsはトレードのパフォーマンスを知るのにとても便利です。
そのため、注文を出す際に、「利確は50pipsで損切は10pipsで取引しよう」と言った、ルールを決めることもできます。
しかしこの方法だと、 同じ「1pips」の損失でも証拠金が10万円なのか1万円なのかの違いによって実際の資金の損失は変わってきてしまいます。
そのため、初心者の方はまずpipsよりも実際の資金の損失を見ながらトレードする方がおすすめです。
基本的にトレード画面には「pips損的」と「概算損益」が表示されているので、pipsと実際の損益の減り具合を見ながらトレードしてみるのが良いでしょう。

トア
トア

なるほど…pipsは便利だけど、使い方とか使う場面は考えないとってことだね!

GG
GG

うむ!そうじゃな!ちゃんと注意点も理解して使うことが、便利に使うということにもつながるんじゃ!

トア
トア

なるほど…トアもpipsを便利に使いこなして、自分の成績とかも見れるようにもっと勉強してくる!

GG
GG

そうじゃな!じゃあ、次までにしっかり今日のまとめを読んで復習じゃな!

トア
トア

うん!今日もありがとう!GG!

pipsについてのまとめ

pipsとは、
・為替レートが動くときの単位のこと
・1pipsは日本円で言う0.01円(1銭)

・世界の異なる通貨でも比較しやすくするため、トレードパフォーマンスを表記するため、自分の運用成績を記録するために使われている。

・利益は(獲得pips) × (1pipsあたりの換算利益) × (取引通貨単位) = (利益)で求められる
・小数点第3位は0.1pips
・pipsで損切は危険


いかがでしたでしょうか?今回は投資用語としてしばしば用いられるpipsについて解説しました。
トレードの手法や損切のタイミング等を解説してくれているブログはたくさんありますが、専門用語が使用されていることで深く理解が出来ないこともあります。
そんな時に本記事を読んで覚えたことが参考になれば幸いです。

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