

最近暗号資産の高騰がすごいねぇ…

いろんな企業が暗号資産を保有したりコロナの影響でユーザーが増えたりしとるからのう

ビットコインもそうなんだけどリップルの上がり方もすごかったなぁ…

そうじゃのう、トアはリップルは買っておったのか?

それがよくわかってなくて買ってなかったんだよね…w

言わずもがなじゃな…じゃあ今日はリップルについてしっかり教えていくぞい!
リップルとは?

リップル(XRP)は、従来の国際送金が抱える送金時間の長さ、手数料の高さなどの問題を解決するために開発されました。
ビットコインは送金するのに平均10分程度かかりますが、リップルはものの数秒で送金が完了します。
従来の国際送金の場合では仲介業者を介していた為、情報の伝達に時間がかかる上、余分な手数料もかかってしまっていました。
その中には悪質な例もあり、仲介業者で情報が止まり、目的の口座にお金が振り込まれない、というような事例もあったようです。
リップルはそういった問題を解決する目的を持って開発されたと言われています。
【リップルの性質】
現在流通している暗号資産の多くは分散型と呼ばれ、非中央集権モデルが主ですが、リップルの場合Ripple Inc.という法人が全体の半分以上を保有しています。
そして保有しているXRPのほとんどをロックアップしている為、Ripple Inc自体がXRPを自由に動かせないと言われています。
取引に関する事や仕様変更などは、すべてRipple Inc.が主体となって行われます。
つまりリップルは他の暗号資産でみられる非中央集権モデルとは異なる性質を持っているのです。
【リップル独自のXRP Ledger】
多くの暗号資産ではブロックチェーンと呼ばれる取引台帳にトランザクションデータが記録されていきます。
ところがリップルでは、XRP Ledgerという独自システム上にトランザクションデータが記録されていきます。
XRP=リップルと認識されていますが、本来通貨の名前はXRP(エックスアールピー)であり、リップルとは読みません。
名前の由来はXRP Ledgerで作業中に設定されていた通貨単位をそのまま名称とした経緯があります。
しかし最大の特徴でもあるリップル社が主体となった暗号資産であるため、そのまま名称として広く知られたことにより、現在リップルというとXRPを指すのが一般的となっています。
ではこのXRP Ledgerとはどのようなものなのでしょうか。
元々リップルは、SWIFTなどのこれまでの国際送金システムに代わることを目的にRipple Inc.が開発した国際送金システムにおける次世代型決済プラットフォームでした。
リップルは、他の暗号資産と同じように台帳でのトランザクションデータの記録を行っています。
ですがこのトランザクションデータの管理でこれまで用いられてきたようなブロックチェーンは使用されていません。
これまでのブロックチェーンシステムとの違いを一つずつ解説していきましょう。
【XRP Ledgerとこれまでのブロックチェーン】
XRP Ledgerは早くて低コストの国際送金を可能にするという目的のもと開発されました。
なぜ、それが可能になったのでしょうか。
それは「承認作業量・時間」が少なくて済むように構築しているシステムに理由があります。
これまでのブロックチェーンシステムでは、多くのマイナーによる承認作業が必要であり、この承認作業は膨大な時間と手間を必要としました。
XRP Ledgerでは、Ripple Inc.が選出した少数のValidator(バリデータ)と呼ばれるユーザーによって、トランザクションデータが発生するたびに承認作業がおこなわれ、台帳への記録が行われていきます。
このコンセンサスアルゴリズムは、プルーフ・オブ・コンセンサスと呼ばれています。
承認するにあたってはValidatorの80%が取引が正しいという結果を出すことによって承認されるシステムになっており、従来のブロックチェーンシステムに対しはるかに少ない工数で承認作業がおこなわれているのです。
このようなシステムによりXRP Ledgerでは承認時間の短縮とコスト削減を可能とした国際送金を行うことができるのです。

安い!早い!ってことだよね!

究極的に単純な話そういうことじゃ

なんか牛丼屋さんみたいだねw

なぜそうなる…

わかりやすいほうがいいじゃんか!

もう何も言うまい…次はRippleNetについて解説するぞい
RippleNetとは?

RippleNetとは、複数のブロックチェーンシステムや決済ネットワークを接続できる技術である Interledger Protocol(インターレジャープロトコル)を基盤とした、On-demand Liquidity(オンデマンドリクイディティ)と呼ばれるシステムが中心となっています。
例えば国際送金を行う時に法定通貨であるA通貨をXRPに変換し、独自のブロックチェーンであるXRP Ledgerを介して宛先国に送金します。
そして宛先側でXRPをB通貨に戻し受取人に送金します。
このRippleNetというシステムによってXRPは、異なる通貨間の橋渡しを可能にするブリッジ通貨として機能するのです。
また、 RippleNet に参加した金融機関や決済サービスを執り行う企業は、わずかな取引手数料かつ数秒程度の速さで国際送金を行えるといわれています。
これは24 時間 365 日利用ができ、毎秒1500 件の取引の処理を可能にしています。
※ブリッジ通貨とは
異なる通貨同士の橋渡しができる通貨の事
リップル以外ではステラルーメンなどもあります。

24時間365日…年中無休…?

もう牛丼は無しじゃ

…くぅっ!

はぁ…

便利だからこそ知名度も爆上がりなわけですね?

リップルの特徴は国際送金だけではないぞ!
他にもあるリップルの強みとは?

・コスト
前述にもありましたが、XRPは低コストであることがよく知られています。
Ripple Inc.のデータによると、BTCの送金手数料が約1.8ドル(約194.21 円)とされているのに対してXRPの送金手数料は約0.0004ドル(約0.043 円)と、大きな違いを見せています。
XRPにおける手数料とは、リップルネットワークへのアクセス手数料、リップルアカウントのアクティベートで消費されるXRP、取引所などで生まれる手数料など、いくつかの種類が存在しています。
どれにおいてもコストが高額になることはなく、今ではこの低コスト+決済スピードの速さを利用して取引所間での送金にXRPをうまく利用する投資家もいるといわれています。
・スケーラビリティ
数多く存在する暗号資産の中でXRPは特に高いスケーラビリティを持っていると言われています。
XRPは毎秒1,500件の取引処理を可能としておりますが、世界一の処理能力を持つと言われるVISAのシステムでは1秒あたり4,000〜6,000回の取引処理が可能であるとされており、XRPの2倍以上となっています。
ですが、Ripple Inc.のによると「XRP Ledgerのスケーラビリティはまだまだ改善の余地がある」と言及がありました。
また、同社は今の段階で余計にスケーラビリティの改善を行う必要はないとしており、Ripple Inc.のソリューション拡大に併せてスケーラビリティの改善を検討する旨の発言もありました。
※スケーラビリティ・・・システムや機能の拡張性
・分散性
XRP Ledgerでは複数の信頼される企業がValidatorを担っており、Validator同士でお互いを承認者として承認しあうことでネットワークが作られます。
ですが、現在のValidatorはRipple Inc.が多くを占めていることから、Ripple Inc.はValidatorのリストであるUNL(Unique Node List-ユニークノードリスト-)の数を増やしつつUNL内で権利が集中しないように分散化を進めていくと言われています。
これは分散化を促すためにRipple Inc.以外のUNLの定期的な更新を行い流動性を高めるシステムを取っているようです。
・安全性
XRPはRippleNet上で利用するネイティブ通貨です。
RippleNetにアクセスする際、手数料をXRPで支払う必要があります。
もしも悪意のある攻撃者から連続してアクセスするネットワーク攻撃を受けた場合であっても、攻撃者側のコストの方が大きくなるシステムにし、攻撃を行うメリットを潰しています。
不正アクセスへの対策においても万全を期していると言われています。
また、XRPは長期間の安定稼働の経歴やガバナンスが存在することで、ビジネスにも適しているとして、多くの金融機関や企業との提携が進んでいます。
現在では100以上の企業や、中央銀行を含む多くのユースケースでのパイロットプログラムが実施されているそうです。

実用性が高いってことかな?

ビジネスにおいても需要に適したシステムの供給が行われているのじゃ

確かに銀行と提携してたり決済が早いと安心だもんね

そこがXRPの信用の大きな要因ということじゃな

早い!安い!安全!やっぱり牛丼屋さんだね

はい。
今更聞けない基礎知識!リップルについて解説、まとめ
リップル(XRP)は、
・国際送金が抱える送金時間の長さ、手数料の高さなどの問題を解決するために開発された暗号資産である
・リップルは他の暗号資産でみられる非中央集権モデルとは異なる性質を持っている(中央集権型)
・リップルでは、XRP Ledgerという独自システム上にトランザクションデータが記録されており、国際送金システムにおける次世代型決済プラットフォームを目的としている
・RippleNetとは、複数のブロックチェーンシステムや決済ネットワークを接続できる技術でわずかな取引手数料かつ数秒程度の速さで国際送金を行える
・その他にも、コスト・スケーラビリティ・分散性・安全性などのメリットがある
いかがでしたでしょうか。
リップル(XRP)は安全性と圧倒的な決済スピード、手数料の安さを担保している暗号資産であることがお判りいただけたと思います。
価格も比較的安定していることから、送金が多い方でしたらメリットを多く感じられると思います。
この機会に一度リップルを活用してみてはいかがでしょうか♪