独自の暗号資産を発行?!資金調達について徹底解説!

トア
トア

ねえGG?

GG
GG

はいはい?

トア
トア

GGコインとか、トアコインとかってないの?

GG
GG

そんなものないぞ、発行してないじゃろ?

トア
トア

…新しい暗号資産ってどうやって発行するの?

GG
GG

え、ぐいぐいくる感じか?wホワイトペーパーが準備できているのであれば、資金調達が必要になるんじゃないか?

トア
トア

…今のトアの資産じゃ厳しいなぁ、GG私に融資してよ

GG
GG

(ホワイトペーパーは無視か)ほう、考え方は悪くないな、じゃあ暗号資産を発行する為に行われる資金調達について解説するかのう


暗号資産を発行する為にはホワイトペーパーと資金調達が重要であり、様々な手順を踏む必要が有ります。
暗号資産を発行するという観点では、魅力的なホワイトペーパーが最重要であり、その出来によって資金調達は後からついてくるものと捉えても問題ないかもしれません。
しかし、新たな暗号資産が誕生する際、トレーダーに対してはこの資金調達が今後の動向を表す一つの指標となりえます。
本記事では、暗号資産発行時にしばしば用いられる資金調達は勿論のこと、直接関りがないもののよく似た方法等、「資金調達」について徹底的に解説したいと思います。

資金調達のアレコレ

まず初めに資金調達を表す各単語とそれぞれの特徴について解説します。

【資金調達の種類】

暗号資産のニュースを見る方は”ICO”や”IDO”、”IEO”を、株式に詳しい方は”IPO”などという用語を目にする機会は多いと思います。
中でも”クラウドファンディング”というシステムについては、度々話題に上がる為知っている方も多いかもしれませんが、これらは全て分野や目的の異なる「資金調達」です。

それぞれの違いや特徴は後述しますが、下記のようなジャンルとして捉えることが可能です。

【暗号資産】
ICO…
 主催:トークンを発行
 投資家:暗号資産でトークンを購入

IEO…
 主催:トークンを発行
 投資家:暗号資産でトークンを購入

IDO…
 主催:トークンを発行
 投資家:暗号資産でトークンを購入

【株】
IPO…
 企業:上場前の株式保有者を募集
 投資家:上場前の株式を取得
  
【その他】
クラウドファンディング…
 主催:達成したいプロジェクトを企画(リターンの有無によりその後の対応が異なる)
 投資家:企画内容に賛同した場合出資(リターンの有無によりその後の恩恵が存在する)

ちなみに上記以外にもSTO(Security Token Offering-セキュリティ・トークン・オファリング-)という資金調達方法もありますが、これは有価証券をトークン化したものです。
資金調達については、様々な分野や新たな方法が存在しますが、
今回は暗号資産関連の資金調達にスポットをあて、違い等のイメージがつきやすいように知名度の高いクラウドファンディングとIPOを挙げているためSTOについては省略します。
機会があれば記事にさせていただきます。

【それぞれの特徴】

ここではそれぞれの特徴について解説します。
まずはイメージがつきやすいクラウドファンディングについて簡単に説明します。

クラウドファンディング
(crowdFunding)
目的を達成したいものの、資金が足りないという主催者が行う資金調達です。
個人が“映画を作りたい”、”折り畳みバイクを作りたい”等のプロジェクトを発表し、賛同したユーザーが出資するという形式です。
このクラウドファンディングは数種類のケースが存在しており、中でも「寄付型」と「購入型」が代表的と言って問題ないでしょう。

寄付型…出資のみ
購入型…出資することにより何かしらの物品が譲渡される

例えば
寄付型は、さっ処分されてしまう犬や猫等の動物の為に募金を募る団体の為に、”見返りはいらないから出資”するというケースが挙げられます。

購入型は、ネットニュースで話題になっていますが”納豆専門の定食屋さんを開業したい”というプロジェクトがあり、一定以上出資してくれた方には”生涯定食が無料のパスポート”をリターンしますというケースです。

IPO
(Initial Public Offering-イニシャルパブリックオファリング-)
IPOは株式における資金調達です。
企業が証券取引所等に上場させる前の株式保有者を募り、保有したいと思った投資家が保有するため株式を購入するという仕組みです。
この時投資家が多ければその株式の価値が上がりやすくなり、投資家は比較的安価な状態の株式を保有できるというメリットが存在するといえます。

ICO
(Initial Coin Offerring-イニシャルコインオファリング-)
ICOはプレセールやクラウドセールと呼ばれることもあります。
企業が発行したい暗号資産のホワイトペーパーや、達成したいプロジェクトを発表、出資してくれた人にはトークンを配布するという資金調達方法です。
世界的に人気なTelegram (テレグラム)も2018年にICO参入し、日本円にして約1800億円にものぼる資金調達をしたことで話題になりました。
ただし、このICOは詐欺プロジェクトが横行するようになり様々な規制を敷かれる事となります。

IEO
(Initial Exchange Offering-イニシャルエクスチェンジオファリング-)
詐欺の温床となってしまったICOに代わるべく、誕生した資金調達方法です。
ICOが企業と投資家でやり取りを行っていたことを、IEOでは間に取引所をはさみます。
より詳細な違いは後述します。

IDO
(Initial DEX Offering-イニシャルデックスオファリング-)
DEXという言葉が間に入っている通り、ICOとIEOのDeFiバージョンの資金調達方法です。
DeFiアプリケーションのDEXについてご存じない場合は、この後の異なる点が理解できません。
このIDOについてもより詳細な違いは後述しますが、DeFiやDEXという用語をご存じない方はこちらの記事を是非チェックしてみてください♪

【ICOとIEO、IDOの異なる点】

それぞれの特徴について解説しましたが、ここではそれぞれの異なる点をより詳細に紹介します。
まずは下記の表をご覧ください。

 ICOIEOIDO
参加枠先着順抽選先着順
購入方法運営者から購入取引所で購入DEXで購入
上場区分未上場購入できる取引所では上場済み購入できるDEXでは上場済み
参加者誰でも取引所アカウント保有者(一部条件有)取引所アカウント保有者(一部条件有り)
使用通貨発行元が決めた暗号資産取引所の決めた暗号資産(独自通貨等)取引所と発行元が決めた暗号資産
購入額/販売金額発行元が決定販売元と取引所が決定発行元が決定

表を見て分かるようにICOとIEOは明確に違いがあり、IDOに関してはそれぞれの項目を取っているという印象を持つと思います。
IDOはDeFiアプリケーションの一つであるDEXという取引所が仲介に入っているため、その特徴が顕著に出ているといっていいでしょう。
IDOに関して説明する際、DeFiとDEXを理解する必要がありますが、今回は趣旨とかけ離れているため詳細な解説は省略とします。

それぞれの資金調達で一番異なるのは仲介者の有無と取引所の種類と説明がつきます。
ICOは仲介者無し、IEOは取引所が仲介、IDOはDEXというジャンルの取引所が仲介するというのが最大の異なる点です。

トア
トア

ねえねえGG?

GG
GG

なんじゃ?

トア
トア

確かに、GGコインとかトアコイン作る方法聞いたんだけどさ

GG
GG

ふむ

トア
トア

私知識ないからホワイトペーパーだせないじゃんね、じゃあ資金調達したって意味ないよね…

GG
GG

そんなことないぞ

トア
トア

え?

GG
GG

発行せずとも、資金調達はトレーダーにとって重要な情報じゃよ

ICOで過去に起こった成功例と失敗例

数種類の資金調達方法を解説しましたが、ICOに関しては現在各国で厳しい規制がされています。
ここでは、規制されるまでに至った失敗例ととんでもない暗号資産が誕生した成功例、
また、二人の会話でもあったように、資金調達がトレーダーにも重要であるという理由について紹介します。

【失敗例】

ICOはその半数以上が詐欺であったといわれており、失敗に終わる案件が非常に多い事が伺えます。
ここでいう失敗とは、具体的に「資金を集めるだけ集めて持ち逃げしプロジェクトが無くなった」ことを指します。
誰でも可能な資金調達方法であるが故、根拠素材などを集めて出資をする必要があるのです。
ここでは実際に詐欺だったICOの事例を2つ紹介します。

・Dircoin(ディールコイン)
Dircoinは別名オイルコインと呼ばれていたこともあり、その名の通り原油等を取引するために起案されていた暗号資産です。
被害額も大きく被害者が多かったことから詐欺コインとして有名です。
誰がマイニングをするかなど詳細なところも決定されているかのように見え、中東の数か国が使用する前提の暗号資産だった為、当時は「石油王の仮想通貨」と注目を集めていました。
実際にこのDircoinはICOで日本円にして100億円ほど資金調達を達成していたようです。
しかし、ブロックチェーン等も存在しておらず、最終的には暗号資産にならなかったコインです。
さらにはICOにとどまらず投資を勧めるなど、怪しげなセミナー等で二次被害を被った被害者も多数存在するそうです。

・Jewel Coin(ジュエルコイン)
Jewel Coinは2015年に、宝石の採掘を目的とした暗号資産として起案されたそうです。
当時1Jewel Coinを1000円~2000円程で先行販売し、上場後は5000円程度になると謳っていたと言われています。
被害総額は不明ですが、公式ホームページの内容は英語で書かれており、日本の代理店のホームページも存在していたようです。
現在は全てのホームページが閲覧できなくなっていますが、後に英語の公式ホームページ、代理店のホームページも日本で取得されているドメインということが判明します。
Jewel Coinは、今もなお被害に合った方々が集団訴訟等で情報を集めている、日本の詐欺案件です。

【成功例】

ICOは詐欺が多く参加する際は注意する必要がありますが、成功した事例も存在します。
ここでは2つの成功事例を紹介します。
・Ethereum(イーサリアム)
時価総額2位のイーサリアムですが、ICOで資金調達を経てETH発行を実現しました。
ETHがICOをスタートさせた際、30円程だったといわれていますが、今では様々なシーンで目にする暗号資産にまで成長しています。
そんなETHについての解説は当ブログでも記事にしていますので、チェックしてみてください♪

・Filecoin(ファイルコイン)
2017年8月にICOをスタートさせたFilecoinですが、何とICO開始後170億円相当の資金調達に成功しています。
ファイルコインは世界中に存在するストレージの空きを有効活用するという暗号資産です。
そのシステムとネイティブトークン「FIL」が話題を呼び、一時時価総額9位にまで上り詰めました。
FilecoinのICO内容と、暗号資産そのものの特徴についても当ブログで記事にしていますので、チェックしてみてください♪

【新たな暗号資産の発行とトレーダー】

ICO失敗例と成功例を紹介しましたが、ここでは新たな暗号資産の発行がトレーダーに如何に重要かを紹介します。

新たな暗号資産が発行される際、発行者は綿密なホワイトペーパーを提出し資金調達を行います。
そのホワイトペーパーを見た投資家たちは、将来誕生する暗号資産の為に出資を行い、発行された際にその恩恵を受けることが出来ます。

発行者のホワイトペーパーを見て、「期待できる」「発行してほしい」と思える投資家が出資をするため、その資金調達額にスポットをあてることで今後の動向が伺えるのです。
例えば例に出した成功例のファイルコインは、ICOスタート直後1時間で170億円相当の資金調達を達成しました。
これは多くの有識者達がファイルコインに期待を寄せ、発行されたら価値がある暗号資産だと判断したからこそ出資されています。
このように資金調達を募る時点でホワイトペーパーが魅力的であるほど、ICOで集まる金額が多く、また目標達成までの時間が早くなるといえます。

また、例に出したイーサリアムについても2014年ICOスタート当初は1ETH30円以下だったといわれていますが、2週間後には当時の31,000BTCを超える販売総額を達成しています。

詐欺のリスクと隣り合わせではあるものの、上場前のトークンは非常に安価で保有することも可能であり、多くの資金調達を達成した暗号資産は発行後価値がある程度保証されているものがほとんどです。
以上のことから資金調達は発行者だけでなく、トレーダーにとっても重要な情報であるといえるでしょう。

トア
トア

ああ!なるほどね!取引の練習みたいなものだ!

GG
GG

いや、それはちょっとよくわからんが

トア
トア

…でも資金調達する!って情報がトレーダーにとっても大事ってことは理解したよ!

GG
GG

そうじゃな、当たれば一発がでかい投資ではあるのう

トア
トア

とりあえずICOとかIEOとかIDOとか積極的に参加しようっと!

GG
GG

これこれ、詐欺案件には引っかからんように失敗例を紹介したというのに…

トア
トア

あ、そっか、じゃあ上場直後に価格監視してみるのもありか!

GG
GG

ふむ、下手に手を出すよりはいいじゃろうな、ともあれ資金調達方法についてまとめるぞい!しっかり確認しておくように!

独自の暗号資産を発行?!資金調達について徹底解説!、まとめ

暗号資産における資金調達は、
・ICO
(Initial Coin Offerring-イニシャルコインオファリング-)
・IEO
(Initial Exchange Offering-イニシャルエクスチェンジオファリング-)
・IDO
(Initial DEX Offering-イニシャルデックスオファリング-)
・最大の相違点は仲介者の有無と、仲介する取引所
(ICO/仲介無し、IEO/取引所、IDO/DEXというジャンルの取引所)
・主催者がトークンを発行し、投資家がトークンを購入する


ICOは
・現在各国で規制が進んでいる
・詐欺案件が非常に多く、目標達成後上場を果たす暗号資産は非常に少ない
・イーサリアムやファイルコインなどの成功例も存在する


資金調達は
・トレーダーにとっても重要な情報である


いかがでしたでしょうか?
今回は資金調達について徹底的に解説しました。
発行側はネックである資金面を調達可能であり、トレーダーは成功した際に非常に厚い恩恵を受けられます。
ただし記事にもある通り詐欺案件が横行しやすい資金調達方法も存在するため、将来性を見据えた投資は慎重に行う必要があります。
この機会に新たな通貨の誕生に注目してみるのもいいかもしれません。

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