暗号資産「Filecoin(ファイルコイン)」について徹底解説!

トア
トア

「ねぇ、GG!ファイルコインって何?!」

GG
GG

「暗号資産の種類じゃが、突然なんじゃ?」

トア
トア

「この前、『時価総額では9位なった』っていう記事を見たんだけど、そもそもファイルコインって何?って思って」

GG
GG

「そういうことじゃったのか」

トア
トア

「だから今日はファイルコインについて教えてほしいな!」

GG
GG

「うむ!じゃあ、さっそくファイルコインとはどんなものか話していこうかのう!」

つい最近、分散型ストレージネットワーク「ファイルコイン」のネイティブトークン、「FIL」の価格が高騰し、時価総額では9番目に大きい暗号資産となった。とネットニュースで話題を呼びました。

しかし、そもそもファイルコインってなに?と思われた方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では、そんなファイルコインについて詳しく解説していきたいと思います。

Filecoin(ファイルコイン)とは?

ファイルコインは2017年に構想段階で実施されたICOにおいて、約280億円もの巨額資産を調達し話題となっています。

その後、2020年10月にローンチされた比較的新しいコインだと言えます。

※ローンチ=新製品を発売したり、新サービスを開始すること

ファイルコインはAWSやGCPのようなクラウドサービスに代わる分散型ストレージです。

世界中の全てのデバイスに眠る空きストレージを活用し、従来のような集権型ストレージではないP2P型の分散ストレージを提供します。

※P2P=「Peer-to-Peer」の略称のことで、不特定多数の端末(スマホなど)がサーバを介さずに、端末同士で直接データファイルを共有することができる通信技術、またはソフトウェアのことを指す

シリコンバレーに拠点を持つProtocol Labs(プロトコルラボ)が中心となって開発しているオープンソースプロジェクトであり、独自のトークン「FIL」を発行しています。

FILはファイルコインを使用する際に必要となる基軸通貨としての役割を持っています。

また、約280億円以上を集めたICOなどで配布されてきました。

【Filecoin(ファイルコイン)の特徴】

ICOで280億円以上を調達で歴代2位に
ファイルコインは、2017年8月に実施したICOにおいて、開始後1時間で約170億円の資金調達に成功しています。
最終的には、ICO資金調達額が歴代2位となる約282億円もの資金を調達しました。
また、ICOに参加することができる投資家は投資産額1億ドル(日本円で約109億円)以上の投資家、もしくは年間20万ドル(日本円で約2,185万円)以上の利益を出した投資家のみにしか販売は行われず、一般の投資家がほとんど参加することが出来なかったという点でも話題を呼びました。
参加した投資家の中には、スタートアップを支援するAngelList (エンジェルリスト)というWEBサイトを立ち上げたNaval Ravikant氏や、100社以上の企業のスタートアップに成功したシリコンバレーに拠点を置く、スタートアップアクセスレーターのYcombinatorなどの有名投資家のほか、適格期間投資家2,100名が名を連ねました。
ICO時点のFILの価格は1ドル未満だったのに対して、正式版の提供後の価格は100ドル以上にまで跳ね上がりました。

・空きストレージをシェア
現在、世界中に存在するデジタルデバイスはストレージのうち約50%が利用されておらず、待機状態にあると言われています。
Airbnb(エアビーアンドビー)が全世界の空き家を有効的に活用するサービスを行っているのと同じように、ファイルコインは世界中の空きストレージを有効的に活用するサービスを行っていると言えます。
ファイルコインの仕組み上、ネットワークに参加して空きストレージを供給してくれる人物がとても重要となってきます。
正式版の公開時点で、世界34カ国から400人を超える人たちが参加し、集まったストレージの総容量は325PB(ペタバイト)にも及びました。
ファイルコインは世界中に散らばるストレージを集結させた巨大なネットワークだということです。

・世界最高レベルの信頼度「Gemini(ジェミナイ)」での上場
米国SEC認可でニューヨークに拠点を置く暗号資産取引所のGeminiは、ファイルコインの保管・管理サービスをメインネットローンチ後に対応をすると発表しました。
※メインネットローンチ=独立したブロックチェーン(=プロダクト)の完成・公開を意味する
さらに、大手取引所Coinbase(コインベース)も上場を発表しています。

・マイニング大国中国の大手企業が参入
現在、ビットコインマイニングの世界最大のマイニングプールシェアを持つf2poolやTomorrowグループがファイルコインマイニングに参加することが決定しました。
※マイニングプール=暗号通貨で、協力関係にある多数の採掘者 (マイナー) が採掘 (マイニング) することを指す

GG
GG

「どうじゃ?ファイルコインがどんなものか特徴と一緒に話してみたんじゃが、分かったかのう?」

トア
トア

「うん!色々初めて聞く仕組みがあってびっくりしたけど、ニュースにも乗ってたくらいすごい記録を持ってるコインなんだね!」

GG
GG

「うむ、そうじゃな」

トア
トア

「この、ファイルコインって実際にどうやって入手できるの?」

GG
GG

「FIL(ファイルコイン)を手に入れる手段は大きく2つあるんじゃよ」

トア
トア

「ふたつ??」

GG
GG

「暗号資産取引所で購入する方法と、マイニングで手に入れる方法じゃよ!」

トア
トア

「もっと詳しく教えて!」

GG
GG

「そうじゃな!じゃあ、次はファイルコインの入手方法を教えていくぞい!」

Filecoin(ファイルコイン)の入手方法

暗号資産ファイルコインを入手する方法には、暗号資産取引所で購入する方法と、マイニングで手に入れる方法の2つがあります。
それぞれについて詳しく解説していきたいと思います。

【暗号資産取引所で購入する方法】

残念ながら現在、日本の取引所でファイルコインを売買することは出来ません。
そのため、海外の取引所を使うことになります。
海外の取引所を利用する際は、まずはUSDTやBTCを確保して、それを海外の取引所に送る必要があります。
多くの場合、最初のBTCの確保をする際は日本の取引所を通すことになります。
そして、海外の取引所でFIL/USDT や FIL/BTC の取引ペアで取引を行うことで、ファイルコインを手に入れることができます。

【マイニングで手に入れる方法】

ファイルコインを手に入れる方法は取引所での購入以外に、マイニングで手に入れるという方法もあります。
マイニングは個人やグループで行うのではなく、マイニングを行っている団体に投資をして報酬を得る、クラウドマイニングの場合が多いです。
ファイルコインはマイニングの配当が最も大きいので、マイニングに人気のコインでもあります。
ただ、マイニング業者を名乗る中には詐欺を行っているグループもあるため、投資金を持ち去られてしまうケースもあります。
そのため、業者選びは慎重に行うようにしましょう。

トア
トア

「なるほど!ファイルコインを手に入れる時は海外の取引所を使うっていうのと、マイニングで手に入れる時の業者選びは慎重にっていうのが注意点なんだね!」

GG
GG

「簡単に言うとそうじゃな!まぁ、その注意点はファイルコインだけに言えることではないんじゃがなw」

トア
トア

「ねぇ、実際にファイルコインにはどんなメリットがあるの?」

GG
GG

「そうじゃな、そこも話していこうかのう」

トア
トア

「あ!待って!いつもみたいにメリットもデメリットも教えてほしいな!」

GG
GG

「うむ!デメリットもきちんと知っておくことは、そのコインを扱う上で必要にもなってくるからのう!では、話していくぞい!」

Filecoin(ファイルコイン)のメリット・デメリット

ファイルコインの特徴や入手方法をお話してきましたが、メリットとデメリットについても詳しく解説していきたいと思います。

【メリット】

ファイルコインのメリットは下記の4点があります。

①ストレージの貸し借りやマイニングしたりすることで利益を上げやすい
ファイルコインの最大のメリットだと言えるのは、個人で使っていないストレージの貸し借りや、マイニングをしたりすることで利益を上げやすいという点です。
この様にファイルコインを通して、使っていないストレージを貸し出すことができるという手軽さや、今までは個人では利益が上がりにくかったマイニングによっても報酬を得られるようになったこともあり、ファイルコインは注目を集めています。

②誰でもマイニングができる
ビットコインなどの暗号資産のマイニングでは、多くの場合複雑な計算を行うことになるため演算能力を上げる特殊な機械が必要となります。
そのため、個人単位でマイニングを行うと損をすることも少なく、結果的に一部の人しかマイニングができないということがほとんどでした。
しかし、ファイルコインではProof of Storageを採用しているので、誰でもマイニングで利益をあげることができるのです。
※Proof of Storage=あるノードがデータを正しく保持していることを検証する処理のこと
多くのユーザーが参加することによってシステムはより便利になり、トークンはより価値のあるものになり得ると言えます。

③ホワイトペーパーがしっかりしている
ICOが乱立しているしている状況の中でも、ホワイトペーパーが存在しないICOも少なくはありません。
しかし、ファイルコインは36ページにわたり、びっしりとその仕組みを説明しているホワイトペーパーを持っています。
しっかりとしたホワイトペーパーはきちんと練られた計画であることの証でもあり、詐欺である可能性は低いと言えます。

④ストレージを貸し出すことでトークンをゲットできる
現在、世界中に存在するデジタルデバイス内のストレージのうちの約50%使われていないまま存在しています。
個人が確保するストレージも使われずに眠ったままの状況です。
この使っていないストレージをファイルコインに貸し出すことによって、報酬が得られる仕組みになっています。
ブロックチェーンの技術が活用されているので、ユーザー間でネットワークを構築することができます。
そのため、ストレージが欲しい方は低いコストで利用することが可能になります。
さらに、ストレージのカスタマイズを簡単に行うことができるというのも魅力的な部分です。

【デメリット】

①競争が多い
ストレージサービスは現在大きな注目を集めており、既存のオンラインストレージサービスには、大手のDropboxやGoogleDriveなど既に多くのユーザーに親しまれています。
そういった中で、新規のサービスとなるファイルコインがどれだけのユーザーを獲得できるかが重要です。
これらのオンラインストレージサービスは一定容量までは無料であるという点が大きな強みとなりますが、管理者を持つ中央集権的なサービスであるが故に、管理者はセキュリティ対策に多額の費用をかける必要もあります。
そのため、ユーザーは大容量のデータを保存する際には高額になることなど欠点もあります。
また、類似のICOであるStorjやSiacoinも強力な競合であるため、サービスの差別化を図っていく必要があるとも言えます。

②類似の分散型ストレージネットワークと共存できるのか
ファイルコインと類似の分散型ストレージネットワークのStorjやSiacoinも強力なライバルになると考えられます。
機能の改善で、いかに他のプロジェクト差別化できるかという点が大きな課題となってきます。
登場したばかりの分散型ストレージネットワークは、分散型アプリケーションDApps(ダップス)の普及に伴って需要の拡大が期待されており、それは尽きることはないと言っていい程巨大なため、これらのライバルとの共存できるのかが問題点となってきます。

③メインネットの未実施が不安視されている
ファイルコインプロジェクトでは、2017年9月にICO行い、歴代調達資金が2位になるという巨額な資産を調達を達成しました。
しかし、現在までファイルコインを用いたアプリケーションなどは発表されていません。
Telegram(テレグラム)で確認ができる進捗予定では、2019年第14期までにファイルコインのプラットフォームシステムのテストネットの開始や、2019年の夏ごろに本番のメインネットが実装されるとありますが、これらのプロジェクトの進捗は遅れ気味になっています。

トア
トア

「ファイルコインにも、良い面もいっぱいあるけど注意点もあるんだね!」

GG
GG

「うむ、ファイルコインは特に最近注目されているからのう、人気だからってだけで手を付けるのではなくしっかりメリット・デメリットも学んでそのコインを知ってから扱う方がいいんじゃよ!」

トア
トア

「今日でファイルコインについても詳しく分かったから、トアもこれでファイルコイン扱えそう~♪」

GG
GG

「それはよかったが、しっかりと最後のまとめも読んで今日の内容を復習をするんじゃよ!」

トア
トア

「うん!今日もありがとう!GG!」

暗号資産「Filecoin(ファイルコイン)」についてのまとめ

ファイルコインは、
・AWSやGCPのようなクラウドサービスに代わる分散型ストレージ
・ICOで歴代2位である280億円以上を調達
・空きストレージをシェアしている
・世界最高レベルの信頼度「Gemini(ジェミナイ)」での上場
・マイニング大国中国の大手企業が参入している

などの特徴を持っている。

ファイルコインの入手方法は、
・暗号資産取引所で購入する方法
・マイニングで手に入れる方法

の2種類がある。

ファイルコインのメリットは、
・ストレージの貸し借りやマイニングしたりすることで利益を上げやすい
・誰でもマイニングができる
・ホワイトペーパーがしっかりしている
・ストレージを貸し出すことでトークンをゲットできる


ファイルコインのデメリットは、
・競争が多い
・類似の分散型ストレージネットワークと共存できるのか
・メインネットの未実施が不安視されている


いかがだったでしょうか?
本日は、つい最近、「時価総額では9番目に大きい暗号資産となったと話題を呼んだファイルコイン」についてその特徴などを解説してきました。
本記事を読んで、自分に合った暗号資産選びの選択肢が増えたという方がいらっしゃれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました