サポートラインとレジスタンスラインとは?(前編)

トア
トア

ねぇ、GG!チャート分析に線が引いてあるのをよく見かけるんだけど、これって何?

GG
GG

それは恐らく、サポートラインとレジスタンスラインのことじゃな

トア
トア

さぽーとらいん?れじすたんすらいん?

GG
GG

うむ!チャート分析の中でもFXトレーダーが理解するべき、最も重要な分野の1つと言えるのう

トア
トア

一体どういう基準で線を引いていて、どんな意味があるの?

GG
GG

そうじゃな!じゃあ、今日はサポートラインとレジスタンスラインについて詳しく解説していくぞい!

チャート分析する上で「サポートライン」と「レジスタンスライン」はとても重要になってきます。
しかし、何を基準に考えて線を引けばいいか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回の記事では、前編と後編に分けて、サポートラインとレジスタンスラインのそれぞれの役割や線の引き方、使い方など詳しく解説していきたいと思います。

サポートライン・レジスタンスラインとは?

【サポートラインとは?】

サポートラインとは、安値の目安として引く線のことです。
サポート(support)とは直訳すると「支える」「支援する」という意味になります。
サポートラインはFXトレーダーの多くが、これ以上、価格が落ちる可能性は低いだろうと意識するラインとなります。
サポートライン(下値支持線)というのは以下の様に引くことができます。

相場ではこのチャート例のように、ある一定の水準で下値が支えられ何度も反発を繰り返すような場面があります。
FXトレーダーによっては、「2回以上、同じレートで反転したところ」に水平線を引く人も多いです。
慣れないうちは、2回以上、同じ安値で反転したことを確認してから、その二点を結んで水平線を引くのが分かりやすくて、おすすめです。

また、水平線だけではなく、斜めにサポートラインが引ける場合もあります。

綺麗なトレンド相場や、持ち合いが次第に小さくなっている局面ではこのように斜めにサポートラインが引くこともあります。
いずれにせよ、相場にはこのように下値を支えているかのような動きを見せる局面が多々あり、その反発しているポイントをラインで結んだものがサポートラインです。

【レジスタンスラインとは?】

レジスタンスラインとは高値の目安として引く線のことです。
レジスタンス(resistance)は直訳すると「抵抗」や「反抗」という意味があります。
レジスタンスラインは、FXトレーダーの多くが、これ以上、上昇する可能性は低いだろうと意識する天井のラインです。
レジスタンスライン(上値支持線)というのは以下の様に引くことができます。

レジスタンスラインはサポートラインとは逆に、上昇しているチャートの上げ止まりの目安として引かれます。
レジスタンスラインもサポートラインと同じように、「2回以上、同じレートで反転したところ」に水平線を引く人が多く見られます。
こちらも、慣れない内は、2回以上、同じ高値で反転したのを確認してから、その二点を結んで水平線を引くと、分かりやすいと思います。

レジスタンスラインについても水平線だけでなく、斜めに線を引く場合があります。

綺麗なトレンド相場などではこのようなレジスタンスラインに沿ってトレンドが継続していくことも多く見られます。
相場では上値が重く、同じような価格帯からなかなか上に抜けきらないような局面が多々あります。
そのような上値が何度も跳ね返されているようなポイントを結んだものがレジスタンスラインです。

GG
GG

どうじゃ?まずはサポートラインとレジスタンスラインとはどういうものなのか、について話してみたんじゃが、分かったかのう?

トア
トア

うん!それぞれがどんなラインなのか理解できたよ!でも1つ気になることが…

GG
GG

気になること?なんじゃ?

トア
トア

一般的には相場の値動きに規則性はないと言われているじゃん?

GG
GG

そうじゃな

トア
トア

じゃあ、何でサポートラインやレジスタンスラインは機能するのかな?って思って

GG
GG

うむ!その大きな理由は人間の心理によるものじゃな!

トア
トア

どういうこと?!

GG
GG

ちょっと、チャートを使って詳しく話そうかのう!

サポートラインやレジスタンスラインが機能する理由とは?

一般的に相場の値動きに規則性はないと言われていますが、サポートラインやレジスタンスラインが機能するのは、人間の心理が働いていると言われています。
相場というのは誰かが買うから価格が上がり、誰かが売るから価格が下がります。
下記のようなチャートを例えにお話していきたいと思います。

このようなチャートだった場合、サポートライン付近で多くの人が買ったことで値段が上がったという事実が確認できます。
サポートライン付近で多くの人が買わなければ、このような形のチャートにはなりません。
相場というのは人間の心理の集合体と言えます。
当然「皆が同じように感じる部分」だったり、「みんなが注目するポイント」といったものが無意識の中に生じるのが普通です。
その無意識の中にある心理こそがサポートラインとレジスタンスラインを生み出しています。
例えば、直近の高値や安値、きりのいい数字、トレンドを無意識の中で判断材料にする、このような判断も人間が持つ心理の一つで、このような心理がサポートラインやレジスタンスラインの形成に大きな影響を与えているのです。
多くの人が買ったことで値段が上がったというのは、別の言い方をすると「多くの人が買いたくなった場面である」ということにもなります。
サポートラインとレジスタンスライン付近ではそういった心理が働きやすいため、サポートラインやレジスタンスラインは機能するのです。

トア
トア

なるほど!確かにトアが買いたくなった場面で大きく変動したとしたら、その時はみんなも同じように思って買ったってことになるもんね!

GG
GG

そういう人間の無意識の心理が働くから、サポートラインやレジスタンスラインが機能するんじゃ!

トア
トア

もやもやがすっきりした!実際にラインを引いてみたいんだけど、どうしたらいいの?

GG
GG

もやもやも無くなったみたいじゃし、次は実際の引き方について説明しようかのう!

サポートラインとレジスタンスラインの引き方

サポートラインとレジスタンスラインに決められた引き方はありません。
過去に値段が上昇しているポイント、下降しているポイントをつなげて線を引いていきましょう。
人によって細かい点(たとえば、ひげの内側に引くのか、外側に引くのかなど)は好みです。
※ヒゲ=ローソク足の上下に伸びる線のこと
※ローソク足=一定期間の値動きをローソク状の形で表したもの
ここでは基本的なラインの引き方をいくつか解説していきたいと思います。

①直近の目立つ高値や安値から水平線を引く方法
最も簡単な引き方の一つは、直近の目立つ高値や安値から水平線を引くことです。

この様に、直近の高値や安値というのは多くのトレーダー達も注目するポイントの一つでもあるので、まずはここに水平線を引いてみるのは、とても有効です。
このラインで何度か反発するようなら、機能している可能性が高くなります。

②高値同士、安値同士を結ぶ方法
高値同士、安値同士が綺麗にラインで結べるような場面も結構たくさんあります。

チャートがこのような形の時は、高値同士を結んだラインと、安値同士を結んだラインを綺麗に引くことができます。
このように高値同士、安値同士が綺麗なライン上にある場合はそこにサポートライン、レジスタンスラインが機能している可能性が高いと言えます。
高値、安値に注目して綺麗なラインが引けないか常にチャートを観察しましょう。

③大きく過去にさかのぼって最安値、最高値など特徴的な部分にラインを引く方法
チャートを月足などにして、数年前などのデータまでさかのぼります。
そこで、過去の最安値や最高値、その他特徴的な場面にラインを引いてみるのも有効的です。

このチャートでは、2016年あたりの最安値にラインを引いたり、最新の最高値にラインを引いたりしています。
また、何度も反発を繰り返しているような場面にラインを引くことできます。
このくらい長期的な動きの中において機能しているであろうサポートラインとレジスタンスラインは比較的信頼度が高いと言えます。
たとえ短期トレードをするトレーダーであってもこのラインを頭の中に入れておくことは大切です。

④ヒゲについて考えた方法
ラインを引く際に、ヒゲはどうするべきなのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
ヒゲに関してはケースバイケースでラインに含ませるか含ませないのかを判断しましょう。

ヒゲを含ませるか無視するのかの判断基準としては「綺麗にラインが引ける方を優先する」という考え方でいいと思います。
上記の例の場合は、長い下ヒゲを無視することで綺麗な水平線のサポートラインを引くことができます。
また、もう一つの考え方としては下記のようにヒゲも含めてゾーンとしてサポートラインを引くという方法もあります。

ヒゲも含めてゾーンとしてサポートラインを認識することで、ロウソク足の実態もヒゲも両方含めた判断ができます。
迷ってしまう場合は、このようにゾーンとしてサポートラインを引くというのも有効的です。

⑤ラインの正しさを意識した方法
ラインを引く時に大切なことは綺麗に正しく引くと意識することです。
ラインを綺麗に正しく引ければ引けるほど、そのラインの信頼性も高くなると思います。
反対に、自分の中で強引に引いてしまい、あまり綺麗で正しく引けていないラインは、実はあまり機能していないという場合があります。
例えば、下記のような場合、ラインが引けないことはないのです。
しかし、ところどころラインをはみ出している所があり、やや強引に引いたラインと言えます。

この様な引き方だと、ラインの信用性はそこまで高いとは言えなくなります。
それに比べて、下記のラインはかなり綺麗に正しく引けているのがわかります。

この様に、しっかりと一つの直線上に反発するポイントが重なっているラインが、綺麗で正しいラインだと言えます。
実際の相場では、このように綺麗にラインが引けるようなチャートの形がところどころに表れます。
そのような時はきちんと線を引くポイントを考え、綺麗な正しいラインを引きましょう。

GG
GG

どうじゃ?何個か例に挙げて話してみたんじゃが、ラインの引き方は分かったかのう?

トア
トア

うん!この内容を踏まえて、実際にチャートを見ながらラインを引く練習を繰り返してみようかなって思った!

GG
GG

うむ!自分でラインを引いてみて、そのラインが機能しているかどうかを後から確認するというのを繰り返しておったら、次第に精度の高いラインを引くことができるようなるぞい!

トア
トア

そうだね!ラインは引きっぱなしにしないで、そのラインが機能したかどうかをちゃんとチェックしていくことが大切なんだね!

GG
GG

そういうことじゃ!

トア
トア

ねぇ、GG!実際の引き方まで分かったんだけど、サポートラインとレジスタンスラインってどんな役割があるの?

GG
GG

そうじゃな!次回はそこから話していこうかのう!それまでにしっかり今日のまとめを読んで復習しておくんじゃよ!

サポートラインとレジスタンスラインについてのまとめ(前編)

・チャートを確認する時に引くラインには、サポートラインとレジスタンスラインがある
・サポートラインは、安値の目安として引く線のこと
・レジスタンスラインは、高値の目安として引く線のこと
・線の引き方に正解はないが、綺麗に引くことで確認するときの信用性が高まる
・ラインを繰り返し引いていく、ラインが機能したかチェックすることが大切


いかがでしたでしょうか?
今回はサポートラインとレジスタンスラインそのものについてのご説明と、引き方について解説しました。
テクニカル分析において非常に重要な目安となりますので、知らない方はしっかり確認して今後の取引に活かしていただけると幸いです。

こちらは後編となっていますので是非ご覧ください。

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